まうでく(詣で来)【古文】の意味を総まとめ!
「参上してくる / やってまいる」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「まうでく(詣で来)」。
まずは、「①参上してくる」と、「②やってまいる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
詣で来(動詞・カ行変格活用(謙譲・丁重))
意味をつなぐ学習イメージ
「こちらへ来る動きを、へりくだって述べる」
どこへ来るのかと、誰に向けて述べるのかを確かめる
「まうでく」の意味・用法マップ
貴人のもとへの来訪と聞き手に改まって述べる来訪を読み比べる
貴人のもとへの来訪の場面では「参上してくる」、聞き手に改まって述べる来訪の場面では「やってまいる」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
参上してくる
主な文脈:貴人のもとへの来訪
貴人のもとへ来ることを、相手に対してへりくだって述べます。「参上してくる」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「御前にまうできたり。」
訳:御前へ参上してきている。
やってまいる
主な文脈:聞き手に改まって述べる来訪
聞き手に対して改まった言い方で、来訪・到着を述べる場合にも用います。「やってまいる」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「明日はここにまうでこむ。」
訳:明日はここにまいろう。
文脈から選ぶ!「まうでく」の訳し分け
どこへ来るのかと、誰に向けて述べるのかを確かめる
「まうでく」の前後にある言葉を確かめよう
👉「参上してくる」
貴人のもとへ来ることを、相手に対してへりくだって述べます。
👉「やってまいる」
聞き手に対して改まった言い方で、来訪・到着を述べる場合にも用います。
「まうでく」は文脈とセットで!
「まうづ」や「まかる」と同じ形の活用ではありません。「まうでく」は末尾の「く」がカ変です。また、到着先が貴人のもととは限らない丁重な用法もあります。
イメージで覚える!「まうでく」の成り立ちと覚え方
まうでく=来る、活用はカ変
覚える手がかりは「詣で来」。
「詣で」+「来」のまとまりで覚えます。「来る」の方向を保ち、貴人への参上や改まった来訪を表します。
来る方向と敬意の向きを分けて考えます。単に神社へ参詣する意味だけに限定しません。
声に出して確認する「まうでく」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「まうでく、
まうでく=来る、活用はカ変!」
「まうでく」の文法と似た表現の整理
動詞・カ行変格活用(謙譲・丁重)を中心に、形と意味を確かめる
「まうでく」の文法整理
品詞:動詞・カ行変格活用(謙譲・丁重)まうでこ・まうでき・まうでく・まうでくる・まうでくれ・まうでこ(こよ)、と活用します。
来訪先の貴人に敬意を向ける用法と、聞き手に対して来る行為を丁重に述べる用法を、場面から判断します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「まうでく」実践例文
「御前にまうできたり。」
「明日はここにまうでこむ。」
古文単語「まうでく」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「まうでく」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「詣で来」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
