わらは
押さえたい重要古語 名詞 子ども/召使いの子ども 意味・文法・クイズで学ぶ
大人になる前の子どもと、仕える童

わらは(童)【古文】の意味を総まとめ!
「子ども / 召使いの子ども」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「わらは(童)」。まずは、「①子ども」と、「②召使いの子ども」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 年少の人物
子ども
②
ポイント② 家や宮中に仕える人物
召使いの子ども
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

童(名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「大人になる前の子どもと、仕える童」

遊んでいる子どもか、身の回りの用を務める人物かを確認する。
わらは
01 / Core Meanings

「わらは」の意味・用法マップ

年少の人物と家や宮中に仕える人物を読み比べる

学習の手がかり:大人になる前の子どもと、仕える童

年少の人物の場面では「子ども」、家や宮中に仕える人物の場面では「召使いの子ども」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 年少の人物 ① POINT

子ども

主な文脈:年少の人物

元服などをする前の子どもを表します。男女を問わず用いられます。「子ども」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「庭に、幼きわらはども遊ぶ。」

訳:庭で、幼い子どもたちが遊ぶ。

ポイント② 家や宮中に仕える人物 ② POINT

召使いの子ども

主な文脈:家や宮中に仕える人物

貴人や家に仕え、身の回りの用事を務める子どもなどを表します。役割や髪形も文脈に関わります。「召使いの子ども」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「姫君の御前に仕ふるわらは、文を持て来たり。」

訳:姫君のおそばに仕える召使いの童が、手紙を持って来た。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「わらは」の訳し分け

遊んでいる子どもか、身の回りの用を務める人物かを確認する。

!
読解で使うチェックポイント

「わらは」の前後にある言葉を確かめよう

① 年少の人物

👉「子ども」

元服などをする前の子どもを表します。男女を問わず用いられます。

② 家や宮中に仕える人物

👉「召使いの子ども」

貴人や家に仕え、身の回りの用事を務める子どもなどを表します。役割や髪形も文脈に関わります。

現代語訳で押さえたいポイント

「わらは」は文脈とセットで!

「わらは」は男の子だけを指す語ではありません。また、歴史的には年齢だけでなく髪形や役割と関わる用法もあります。

訳語を選ぶときの合言葉
遊んでいる子どもか、身の回りの用を務める人物かを確認する。
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「わらは」の成り立ちと覚え方

わらは=子ども。仕えていれば、召使いの童。

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「童」。

「童」の字を、元服などの前にある子どもを覚える手がかりにします。召使いの役割を担う場合も合わせて整理します。

年少の人物
子ども
➔
わらは
召使いの子ども

2つのポイントは、子どもを年齢から見る場合と、仕える役割から見る場合の比較です。女性が自分をへりくだっていう代名詞的な用法など、別の用法もあります。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「わらは」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「庭に、幼きわらはども遊ぶ。」 = 庭で、幼い子どもたちが遊ぶ。
②「姫君の御前に仕ふるわらは、文を持て来たり。」 = 姫君のおそばに仕える召使いの童が、手紙を持って来た。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「わらは、
わらは=子ども。仕えていれば、召使いの童。!」

04 / Grammar & Usage

「わらは」の文法と似た表現の整理

名詞を中心に、形と意味を確かめる

「わらは」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞と歴史的仮名遣い

名詞なので活用しません。表記は「わらは」で、現代仮名遣いでは「わらわ」です。

② 年齢と役割

「童」を現代の年齢区分だけで判断しないようにします。童形と呼ばれる髪形・姿や、奉仕の役割も関係する場合があります。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

わらは 名詞
子ども・召使いの童など。
わらはべ 関連する名詞
子どもたちなどを表す。
わらふ 別の動詞
笑う。わらはと混同しない。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「わらは」実践例文

① 年少の人物(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「庭に、幼きわらはども遊ぶ。」

【現代語訳】庭で、幼い 子どもたちが遊ぶ。
判別のコツ:遊んでいる年少者を指す一般的な用法です。
② 家や宮中に仕える人物(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「姫君の御前に仕ふるわらは、文を持て来たり。」

【現代語訳】姫君のおそばに仕える召使いの童が、手紙を持って来た。
判別のコツ:御前に仕え手紙を運ぶ役割から、召使いの童と読みます。
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古文単語「わらは」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「わらは」の総まとめチェックリスト

① 年少の人物を確認元服などをする前の子どもを表します。男女を問わず用いられます。
② 家や宮中に仕える人物を確認貴人や家に仕え、身の回りの用事を務める子どもなどを表します。役割や髪形も文脈に関わります。
③ 名詞わらは=子ども。仕えていれば、召使いの童。

参考:小学館の辞書「童」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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