わぶ(侘ぶ)【古文】の意味を総まとめ!
「つらく思う・思い悩む / 〜しかねる」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「わぶ(侘ぶ)」。
まずは、「①つらく思う・思い悩む」と、「②〜しかねる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
侘ぶ(動詞・バ行上二段活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「思うようにならず、困り苦しむ」
心の苦しみを述べるのか、他の動詞に続いて動作の困難を示すのかを読む。
「わぶ」の意味・用法マップ
単独で苦しむと前の動作に行き詰まるを読み比べる
単独で苦しむの場面では「つらく思う・思い悩む」、前の動作に行き詰まるの場面では「〜しかねる」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
つらく思う・思い悩む
主な文脈:単独で苦しむ
望みがかなわず、嘆いたり心細く思ったりすることを表します。「つらく思う・思い悩む」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「思ひかなはず、ひとりわぶ。」
訳:思いがかなわず、一人で思い悩む。
〜しかねる
主な文脈:前の動作に行き詰まる
他の動詞の連用形に付き、その動作を十分に行えず困ることを表します。「〜しかねる」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「胸つまがりて、もの言ひわぶ。」
訳:胸が詰まって、ものを言いかねる。
文脈から選ぶ!「わぶ」の訳し分け
心の苦しみを述べるのか、他の動詞に続いて動作の困難を示すのかを読む。
「わぶ」の前後にある言葉を確かめよう
👉「つらく思う・思い悩む」
望みがかなわず、嘆いたり心細く思ったりすることを表します。
👉「〜しかねる」
他の動詞の連用形に付き、その動作を十分に行えず困ることを表します。
「わぶ」は文脈とセットで!
現代語の「詫びる=謝る」だけで訳さないようにします。古文の「侘ぶ」は、つらく思う・困るなどの意味を持ちます。
イメージで覚える!「わぶ」の成り立ちと覚え方
わぶ=つらく思う。動詞に続けば、〜しかねる。
覚える手がかりは「侘ぶ」。
「侘」の表記を、思いどおりにならない苦しさを覚える手がかりにします。謝罪の意味との区別も合わせて覚えます。
気落ちする・落ちぶれるなどの意味もあります。「待ちわぶ」などでは、前の動作を続けるのがつらいという感じを含みます。
声に出して確認する「わぶ」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「わぶ、
わぶ=つらく思う。動詞に続けば、〜しかねる。!」
「わぶ」の文法と似た表現の整理
動詞・バ行上二段活用を中心に、形と意味を確かめる
「わぶ」の文法整理
品詞:動詞・バ行上二段活用わび・わび・わぶ・わぶる・わぶれ・わびよと活用します。下二段ではないので、連用形は「わび」です。
「言ひわぶ」などでは、前の動詞の意味を保ちつつ、困難やつらさを加えます。全体で自然な現代語に訳します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「わぶ」実践例文
「思ひかなはず、ひとりわぶ。」
「胸つまがりて、もの言ひわぶ。」
古文単語「わぶ」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「わぶ」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「侘びる」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
