Episode /ˈepɪsoʊd/
エピソード、挿話、出来事、(番組などの)一回分
物語や人生における個々の出来事や挿話。テレビやラジオ番組などの連続ものの一回分の放送。
「人生は episode の連続、一つ一つが物語を紡ぐ」
📚 意味と用法
episode は、名詞として主に二つの意味で使われます。一つは、テレビドラマやラジオ番組、ポッドキャストなどの連続ものの「一回分の放送」や「話」です。もう一つは、より一般的に、人の人生や歴史、物語の中での特定の「出来事」「挿話(そうわ)」、または一連の出来事の中の区切りとなる部分を指します。医学用語として、病気の「発作」や「症状の出現期間」を指すこともあります。
番組の一回分 (One part of a series)
I watched the latest episode of my favorite TV show last night.
(昨夜、お気に入りのテレビ番組の最新エピソードを見た。)
人生の出来事 (An event in life)
That was a memorable episode in my childhood.
(それは私の子供時代の記憶に残る出来事だった。)
🕰️ 語源と歴史
「Episode」は、ギリシャ語の「epeisodion」に由来します。これは「後から入ってくるもの」「挿入されたもの」を意味し、「epi-」(上に、加えて)+「eisodos」(入り口、導入)から成り立っています。「eisodos」はさらに「eis-」(中へ)+「hodos」(道)に分解できます。元々は古代ギリシャ演劇で、合唱隊の歌の間に挿入される俳優の対話部分を指しました。これが転じて、物語の中の挿話や一区切りを意味するようになりました。
17世紀後半に英語に入り、文学作品の挿話という意味で使われ始め、後にテレビ番組などの一回分を指すようになりました。
🔄 類義語 (似た意味の言葉)
言葉のニュアンス
episode | 連続した物語や出来事の中の一つの区切り。テレビ番組の一話など。 |
incident | 個々の出来事、特に予期しない、または重要性の低い出来事。しばしばネガティブなニュアンス。 |
event | 計画された行事や、注目すべき重要な出来事。 |
⚡ 対義語 (文脈による)
関連する対比
個々の episode (エピソード) は、物語やシリーズの entirety (全体) や continuity (連続性) と対比されます。
💬 実践的な例文
The final episode of the season will air next week.
そのシーズンの最終回は来週放送される。
He recounted a humorous episode from his college days.
彼は大学時代の面白い出来事を語った。
This particular episode in history is often overlooked.
歴史におけるこの特定の出来事は見過ごされがちだ。
The patient experienced a brief episode of dizziness.
その患者は短時間のめまいの発作を経験した。
Each episode of the podcast focuses on a different topic.
そのポッドキャストの各エピソードは異なるトピックに焦点を当てている。
🧠 練習問題
以下の空欄に入る最も適切な単語を選んでください。
1. One part of a television series is called an ______.
解説:
テレビシリーズの一つの回は「エピソード (episode)」と呼ばれます。
2. She shared a funny ______ about her trip.
解説:
旅行中の面白い「出来事 (episode)」を共有した、という文脈が自然です。
3. Which word is a synonym for “episode” (as an event)?
解説:
“Incident”(出来事)は、出来事としての “episode” の類義語です。
4. The doctor asked about any previous ______s of chest pain.
解説:
医者は胸痛の以前の「発作 (episodes)」について尋ねました(医学的文脈)。
5. The book is a collection of short ______s from her life.
解説:
その本は彼女の人生からの短い「挿話 (episodes)」を集めたものです。