ひたぶるなり(一向なり・頓なり)【古文】の意味を総まとめ!
「一途だ・ひたむきだ / むやみだ・強引だ」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「ひたぶるなり(一向なり・頓なり)」。
まずは、「①一途だ・ひたむきだ」と、「②むやみだ・強引だ」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
一向なり・頓なり(形容動詞・ナリ活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「一つの方向へ、ほかを顧みず進む」
集中への評価か、配慮を欠く行動への批判かを読む
「ひたぶるなり」の意味・用法マップ
一つのことへの集中と周囲を顧みない行動を読み比べる
一つのことへの集中の場面では「一途だ・ひたむきだ」、周囲を顧みない行動の場面では「むやみだ・強引だ」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
一途だ・ひたむきだ
主な文脈:一つのことへの集中
他のことを考えず、ある一つのことに心を集中させます。「一途だ・ひたむきだ」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「ほかのことを忘れ、ひたぶるに学問に向かふ。」
訳:ほかのことを忘れ、ひたすら学問に向かう。
むやみだ・強引だ
主な文脈:周囲を顧みない行動
他人の事情や危険を顧みず、無理に押し進めるさまです。「むやみだ・強引だ」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「人の制するを聞かず、ひたぶるに進む。」
訳:人が止めるのを聞かず、むやみに進む。
文脈から選ぶ!「ひたぶるなり」の訳し分け
集中への評価か、配慮を欠く行動への批判かを読む
「ひたぶるなり」の前後にある言葉を確かめよう
👉「一途だ・ひたむきだ」
他のことを考えず、ある一つのことに心を集中させます。
👉「むやみだ・強引だ」
他人の事情や危険を顧みず、無理に押し進めるさまです。
「ひたぶるなり」は文脈とセットで!
必ず褒め言葉になるわけではありません。ひたむきな集中にも、向こう見ずで強引な行動にも用います。「ひたぶるに」には、すっかり・まったくという意味もあります。
イメージで覚える!「ひたぶるなり」の成り立ちと覚え方
ひたぶる=一方向、一途にも強引にも
覚える手がかりは「一向なり・頓なり」。
「一向」という表記を、一つの方向へ向かうという学習イメージに結び付けます。
表記には「ひたふる」も見られます。ナリ活用の形を、主語の行動と一緒に覚えましょう。
声に出して確認する「ひたぶるなり」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「ひたぶるなり、
ひたぶる=一方向、一途にも強引にも!」
「ひたぶるなり」の文法と似た表現の整理
形容動詞・ナリ活用を中心に、形と意味を確かめる
「ひたぶるなり」の文法整理
品詞:形容動詞・ナリ活用未然形「ひたぶるなら」、連用形「ひたぶるに」、終止形「ひたぶるなり」、連体形「ひたぶるなる」です。
一つの方向へ集中するという共通点を押さえ、ひたむきさか粗暴さかを前後から判断します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「ひたぶるなり」実践例文
「ほかのことを忘れ、ひたぶるに学問に向かふ。」
「人の制するを聞かず、ひたぶるに進む。」
古文単語「ひたぶるなり」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「ひたぶるなり」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「一向」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
