ひそむ
押さえたい重要古語 動詞・マ行四段活用/下二段活用 顔をしかめる・泣き顔になる/眉などをしかめる 意味・文法・クイズで学ぶ
眉や口もとがゆがみ、気持ちが顔に表れる

ひそむ(顰む)【古文】の意味を総まとめ!
「顔をしかめる・泣き顔になる / 眉などをしかめる」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「ひそむ(顰む)」。まずは、「①顔をしかめる・泣き顔になる」と、「②眉などをしかめる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 顔つきが変わる自動詞
顔をしかめる・泣き顔になる
②
ポイント② 顔の一部に働きかける他動詞
眉などをしかめる
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

顰む(動詞・マ行四段活用/下二段活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「眉や口もとがゆがみ、気持ちが顔に表れる」

「ひそみ」か「ひそめ」か、活用形と対象を読む
ひそむ
01 / Core Meanings

「ひそむ」の意味・用法マップ

顔つきが変わる自動詞と顔の一部に働きかける他動詞を読み比べる

学習の手がかり:眉や口もとがゆがみ、気持ちが顔に表れる

顔つきが変わる自動詞の場面では「顔をしかめる・泣き顔になる」、顔の一部に働きかける他動詞の場面では「眉などをしかめる」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 顔つきが変わる自動詞 ① POINT

顔をしかめる・泣き顔になる

主な文脈:顔つきが変わる自動詞

四段活用では、顔つきがゆがんだり、べそをかいたりすることを表します。「顔をしかめる・泣き顔になる」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「幼き子、母を恋ひてひそみたり。」

訳:幼い子は、母を恋しがって泣き顔になっている。

ポイント② 顔の一部に働きかける他動詞 ② POINT

眉などをしかめる

主な文脈:顔の一部に働きかける他動詞

下二段活用では、眉や口もとなどをしかめる他動詞の働きです。「眉などをしかめる」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「苦き薬を飲みて、眉をひそめたり。」

訳:苦い薬を飲んで、眉をしかめている。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「ひそむ」の訳し分け

「ひそみ」か「ひそめ」か、活用形と対象を読む

!
読解で使うチェックポイント

「ひそむ」の前後にある言葉を確かめよう

① 顔つきが変わる自動詞

👉「顔をしかめる・泣き顔になる」

四段活用では、顔つきがゆがんだり、べそをかいたりすることを表します。

② 顔の一部に働きかける他動詞

👉「眉などをしかめる」

下二段活用では、眉や口もとなどをしかめる他動詞の働きです。

現代語訳で押さえたいポイント

「ひそむ」は文脈とセットで!

この記事は「顰む」です。「隠れる」という「潜む」とは別の語です。四段活用では顔がゆがむ・泣き顔になる、下二段活用では眉などをしかめる意味を考えます。

訳語を選ぶときの合言葉
「ひそみ」か「ひそめ」か、活用形と対象を読む
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「ひそむ」の成り立ちと覚え方

ひそみ=泣き顔、ひそめ=眉をしかめる

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「顰む」。

「顰」の字は、眉を寄せる顔つきに関わります。学習では、顔と眉を描き分けるようにイメージします。

顔つきが変わる自動詞
顔をしかめる・泣き顔になる
➔
ひそむ
眉などをしかめる

終止形はどちらも「ひそむ」ですが、連用形・連体形が異なります。形と文意を合わせて判断します。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「ひそむ」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「幼き子、母を恋ひてひそみたり。」 = 幼い子は、母を恋しがって泣き顔になっている。
②「苦き薬を飲みて、眉をひそめたり。」 = 苦い薬を飲んで、眉をしかめている。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「ひそむ、
ひそみ=泣き顔、ひそめ=眉をしかめる!」

04 / Grammar & Usage

「ひそむ」の文法と似た表現の整理

動詞・マ行四段活用/下二段活用を中心に、形と意味を確かめる

「ひそむ」の文法整理

品詞:動詞・マ行四段活用/下二段活用
① 四段と下二段の比較

四段の連用形は「ひそみ」、連体形は「ひそむ」。下二段の連用形は「ひそめ」、連体形は「ひそむる」です。

② 「潜む」と区別する

隠れる「潜む」も同じ音なので、眉・口・涙などの語があるか、物陰に隠れる話かを確かめます。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

ひそみたり マ行四段
顔つきが変わる・泣き顔になることを表します。
眉をひそめたり マ行下二段
眉をしかめるという働きです。
潜む 別の同音語
姿を隠す意味で、顔つきの「顰む」と区別します。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「ひそむ」実践例文

① 顔つきが変わる自動詞(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「幼き子、母を恋ひてひそみたり。」

【現代語訳】幼い子は、母を恋しがって 泣き顔になっている。
判別のコツ:「ひそみ」は四段の連用形。悲しさが顔に表れる場面です。
② 顔の一部に働きかける他動詞(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「苦き薬を飲みて、眉をひそめたり。」

【現代語訳】苦い薬を飲んで、眉をしかめている。
判別のコツ:「眉を」という対象があり、「ひそめ」は下二段の連用形です。
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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「ひそむ」の総まとめチェックリスト

① 顔つきが変わる自動詞を確認四段活用では、顔つきがゆがんだり、べそをかいたりすることを表します。
② 顔の一部に働きかける他動詞を確認下二段活用では、眉や口もとなどをしかめる他動詞の働きです。
③ 動詞・マ行四段活用/下二段活用ひそみ=泣き顔、ひそめ=眉をしかめる

参考:小学館の辞書「顰む」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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