けしきばむ
押さえたい重要古語 動詞・マ行四段活用 意中をほのめかす・意味ありげな態度を示す/それらしい兆しが現れる 意味・文法・クイズで学ぶ
心や自然の動きが、外へ表れ始める

けしきばむ(気色ばむ)【古文】の意味を総まとめ!
「気持ちが表れる / 自然の兆し」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「けしきばむ(気色ばむ)」。 まずは、「①気持ちが表れる」と、「②自然の兆し」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 気持ちが表れる
意中をほのめかす・意味ありげな態度を示す
②
ポイント② 自然の兆し
それらしい兆しが現れる
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

気色ばむ (動詞・マ行四段活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「心や自然の動きが、外へ表れ始める」

言いかけて意味ありげに振る舞う人と、咲く兆しを見せる梅を対にします。内側の動きが外に見えるという学習イメージです。
けしきばむ
01 / Core Meanings

「けしきばむ」の意味・用法マップ

気持ちが表れる / 自然の兆しを文脈から理解する

学習イメージ:心や自然の動きが、外へ表れ始める

文脈に合わせて、「気持ちが表れる」と「自然の兆し」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 気持ちが表れる 📖 POINT 1

意中をほのめかす・意味ありげな態度を示す

主な文脈:言葉にせず態度へ気持ちが出る場面

心の内を、そぶりや態度で示すことです。はっきり言ったかどうかだけでなく、言いかけてやめるなどの動きにも注目します。「気持ちが表れる」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「言ひさして、けしきばむ。」

訳:言いかけてやめ、意味ありげな様子を見せる。

ポイント2 自然の兆し 📖 POINT 2

それらしい兆しが現れる

主な文脈:花が咲きそうになる場面

自然の中に、生動や開花などの兆しが見えることにも使います。人の表情の話か、自然の変化かを分けます。「自然の兆し」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「庭の梅、けしきばみぬ。」

訳:庭の梅に、咲きそうな様子が現れた。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「けしきばむ」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

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読解で使うチェックポイント

「けしきばむ」の対象と前後を確かめよう

1 言葉にせず態度へ気持ちが出る場面

👉 気持ちが表れる

言い切らずに、何か思うことがありそうな様子を示しています。

2 花が咲きそうになる場面

👉 自然の兆し

対象が梅なので、気持ちや怒りではなく、開花に向かう兆しを読みます。

現代語訳で押さえたいポイント

「けしきばむ」の訳を文脈で選ぶ

むっとして怒った表情になる、気どって改まる、出産の兆候が現れるなどの用法もあります。怒る意味だけにも、花の意味だけにも固定しません。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 心や自然の動きが、外へ表れ始める
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「けしきばむ」の漢字と覚え方

心や自然の動きが、外へ表れ始める

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「心や自然の動きが、外へ表れ始める」!

言いかけて意味ありげに振る舞う人と、咲く兆しを見せる梅を対にします。内側の動きが外に見えるという学習イメージです。

心や自然の動きが、外へ表れ始める
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
けしきばむ
気持ちが表れる / 自然の兆し

補足:むっとして怒った表情になる、気どって改まる、出産の兆候が現れるなどの用法もあります。怒る意味だけにも、花の意味だけにも固定しません。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「けしきばむ」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「言ひさして、けしきばむ。」 = 言いかけてやめ、意味ありげな様子を見せる。
2「庭の梅、けしきばみぬ。」 = 庭の梅に、咲きそうな様子が現れた。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「けしきばむ、
心や自然の動きが、外へ表れ始める!」

04 / Grammar & Usage

「けしきばむ」の文法と関連語の違い

動詞・マ行四段活用と、混同しやすい語を確認

「けしきばむ」の文法整理

品詞:動詞・マ行四段活用
① 動詞の活用の形

未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、けしきばま/けしきばみ/けしきばむ/けしきばむ/けしきばめ/けしきばめ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。

② 用法を読むポイント

マ行四段活用で、連用形「けしきばみ」、已然形「けしきばめ」。現代語の「気色ばんで」という形に引かれて、古典の基本の活用を取り違えないようにします。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

けしきばむ 気持ちや兆しが表れる
対象が人か自然かを読む。
けしき 表情・兆し・意向等
活用しない名詞。
けはひ 雰囲気・物腰等
現れている様子を読む関連語。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「けしきばむ」実践例文

1 気持ちが表れる(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「言ひさして、けしきばむ。」

【現代語訳】言いかけてやめ、 意味ありげな様子を見せる。
判別のコツ:言い切らずに、何か思うことがありそうな様子を示しています。
2 自然の兆し(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「庭の梅、けしきばみぬ。」

【現代語訳】 庭の梅に、咲きそうな様子が現れた。
判別のコツ:対象が梅なので、気持ちや怒りではなく、開花に向かう兆しを読みます。
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古文単語「けしきばむ」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「けしきばむ」の総まとめチェックリスト

1 気持ちが表れる 言い切らずに、何か思うことがありそうな様子を示しています。
2 自然の兆し 対象が梅なので、気持ちや怒りではなく、開花に向かう兆しを読みます。
③ 品詞は「動詞・マ行四段活用」 未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、けしきばま/けしきばみ/けしきばむ/けしきばむ/けしきばめ/けしきばめ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「気色ばむ」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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