けしき
押さえたい重要古語 名詞 表情・機嫌・心の様子/様子・兆候・けはい 意味・文法・クイズで学ぶ
外に表れた心と、起こりそうな物事

けしき(気色)【古文】の意味を総まとめ!
「顔色・態度 / 物事の兆し」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「けしき(気色)」。 まずは、「①顔色・態度」と、「②物事の兆し」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 顔色・態度
表情・機嫌・心の様子
②
ポイント② 物事の兆し
様子・兆候・けはい
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

気色 (名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「外に表れた心と、起こりそうな物事」

人の表情から心を読む場面と、空から雨の兆しを読む場面を並べます。表に見える様子から何を読み取るかが中心です。
けしき
01 / Core Meanings

「けしき」の意味・用法マップ

顔色・態度 / 物事の兆しを文脈から理解する

学習イメージ:外に表れた心と、起こりそうな物事

文脈に合わせて、「顔色・態度」と「物事の兆し」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 顔色・態度 📖 POINT 1

表情・機嫌・心の様子

主な文脈:人物の反応をうかがう場面

心の内が顔や態度に現れた様子です。古文の「けしき」を、いつでも眺める風景とするのは読み違いにつながります。「顔色・態度」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「人のけしきをうかがふ。」

訳:人の表情・機嫌をうかがう。

ポイント2 物事の兆し 📖 POINT 2

様子・兆候・けはい

主な文脈:何かが起こりそうな場面

物事のありさまや、これから起こることの兆しも表します。何の「けしき」かを示す言葉が、訳を選ぶ手がかりです。「物事の兆し」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「雨のけしき見ゆ。」

訳:雨の降りそうな様子が見える。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「けしき」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「けしき」の対象と前後を確かめよう

1 人物の反応をうかがう場面

👉 顔色・態度

相手の反応を見ています。山や川の景観を眺める文ではありません。

2 何かが起こりそうな場面

👉 物事の兆し

「雨の」が、起こりそうな出来事を示しています。人の機嫌の話ではありません。

現代語訳で押さえたいポイント

「けしき」の訳を文脈で選ぶ

それとなく示される「意向・内意」、わずかに感じられる様子などの用法もあります。自然のありさまにも使いますが、現代語の「景色」一つに限定しません。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 外に表れた心と、起こりそうな物事
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「けしき」の漢字と覚え方

外に表れた心と、起こりそうな物事

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「外に表れた心と、起こりそうな物事」!

人の表情から心を読む場面と、空から雨の兆しを読む場面を並べます。表に見える様子から何を読み取るかが中心です。

外に表れた心と、起こりそうな物事
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
けしき
顔色・態度 / 物事の兆し

補足:それとなく示される「意向・内意」、わずかに感じられる様子などの用法もあります。自然のありさまにも使いますが、現代語の「景色」一つに限定しません。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「けしき」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「人のけしきをうかがふ。」 = 人の表情・機嫌をうかがう。
2「雨のけしき見ゆ。」 = 雨の降りそうな様子が見える。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「けしき、
外に表れた心と、起こりそうな物事!」

04 / Grammar & Usage

「けしき」の文法と関連語の違い

名詞と、混同しやすい語を確認

「けしき」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞と文中の働き

名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

② 用法を読むポイント

名詞なので活用しません。「御けしき」の「御」は、誰の意向や様子なのかと合わせて読みます。「けしきばむ」は、この名詞と関係する別の動詞です。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

けしき(気色) 表情・兆し・意向等
人の心や物事の様子を指す。
けはひ 雰囲気・物腰・名残等
音や匂いなどから受ける印象も読む。
けしきばむ 気持ちや兆しが表れる
マ行四段活用の動詞。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「けしき」実践例文

1 顔色・態度(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「人のけしきをうかがふ。」

【現代語訳】人の 表情・機嫌をうかがう。
判別のコツ:相手の反応を見ています。山や川の景観を眺める文ではありません。
2 物事の兆し(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「雨のけしき見ゆ。」

【現代語訳】 雨の降りそうな様子が見える。
判別のコツ:「雨の」が、起こりそうな出来事を示しています。人の機嫌の話ではありません。
ORETAN 実践トレーニング

古文単語「けしき」クイズゲーム(全5問)

現在のスコア
0 / 5
QUESTION 1 OF 5

意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「けしき」の総まとめチェックリスト

1 顔色・態度 相手の反応を見ています。山や川の景観を眺める文ではありません。
2 物事の兆し 「雨の」が、起こりそうな出来事を示しています。人の機嫌の話ではありません。
③ 品詞は「名詞」 名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「気色」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

古
ORETAN — 古典の里
英語も、古典も。物語で、夢中になる。
© ORETAN Classical Japanese Vocabulary Series. All rights reserved.