わく
押さえたい重要古語 動詞・カ行四段活用を中心に扱う 見分ける・区別する/理解する・判断する 意味・文法・クイズで学ぶ
分けて見分け、意味を理解する

わく(分く・別く)【古文】の意味を総まとめ!
「見分ける・区別する / 理解する・判断する」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「わく(分く・別く)」。まずは、「①見分ける・区別する」と、「②理解する・判断する」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 違いを認める
見分ける・区別する
②
ポイント② 意味や道理をつかむ
理解する・判断する
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

分く・別く(動詞・カ行四段活用を中心に扱う)

意味をつなぐ学習イメージ

「分けて見分け、意味を理解する」

人物や物の違いを認めるのか、事情や道理を理解するのかを読む。
わく
01 / Core Meanings

「わく」の意味・用法マップ

違いを認めると意味や道理をつかむを読み比べる

学習の手がかり:分けて見分け、意味を理解する

違いを認めるの場面では「見分ける・区別する」、意味や道理をつかむの場面では「理解する・判断する」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 違いを認める ① POINT

見分ける・区別する

主な文脈:違いを認める

他のものと区別して、それと認めることです。似ている・遠い・暗いなどの状況も確認します。「見分ける・区別する」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「遠くて、友の顔をわかず。」

訳:遠くて、友の顔を見分けない。

ポイント② 意味や道理をつかむ ② POINT

理解する・判断する

主な文脈:意味や道理をつかむ

道理や事情などの意味を理解し、判断することです。何を理解するかが手がかりになります。「理解する・判断する」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「幼き子も、事の理をわく。」

訳:幼い子も、事の道理を理解する。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「わく」の訳し分け

人物や物の違いを認めるのか、事情や道理を理解するのかを読む。

!
読解で使うチェックポイント

「わく」の前後にある言葉を確かめよう

① 違いを認める

👉「見分ける・区別する」

他のものと区別して、それと認めることです。似ている・遠い・暗いなどの状況も確認します。

② 意味や道理をつかむ

👉「理解する・判断する」

道理や事情などの意味を理解し、判断することです。何を理解するかが手がかりになります。

現代語訳で押さえたいポイント

「わく」は文脈とセットで!

現代語の「沸く」とは別の語です。また「分く」には四段と下二段があるので、終止形だけで活用を決めません。

訳語を選ぶときの合言葉
人物や物の違いを認めるのか、事情や道理を理解するのかを読む。
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「わく」の成り立ちと覚え方

わく=見分ける・理解する。四段は、わか・わき・わく。

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「分く・別く」。

漢字「分」を、違いを区別し、物事を分別して理解するための学習イメージにします。

違いを認める
見分ける・区別する
➔
わく
理解する・判断する

ここでは四段を中心に扱います。下二段の「わく」は分ける・押し分けるなどを表し、連体形は「わくる」です。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「わく」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「遠くて、友の顔をわかず。」 = 遠くて、友の顔を見分けない。
②「幼き子も、事の理をわく。」 = 幼い子も、事の道理を理解する。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「わく、
わく=見分ける・理解する。四段は、わか・わき・わく。!」

04 / Grammar & Usage

「わく」の文法と似た表現の整理

動詞・カ行四段活用を中心に扱うを中心に、形と意味を確かめる

「わく」の文法整理

品詞:動詞・カ行四段活用を中心に扱う
① 四段活用

わか・わき・わく・わく・わけ・わけと活用します。「わかず」は未然形+打消「ず」です。

② 下二段活用との区別

下二段は、わけ・わけ・わく・わくる・わくれ・わけよ。特に連用形と連体形に注目します。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

わき 四段の連用形
「わきて」などの形になる。
わくる 下二段の連体形
「草をわくる」などに用いる。
わきまふ 関連語
区別し、道理などを心得る。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「わく」実践例文

① 違いを認める(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「遠くて、友の顔をわかず。」

【現代語訳】遠くて、友の顔を 見分けない。
判別のコツ:顔を識別する用法です。「わか」は四段の未然形で、「ず」が否定します。
② 意味や道理をつかむ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「幼き子も、事の理をわく。」

【現代語訳】幼い子も、事の道理を理解する。
判別のコツ:対象が道理なので、分別して理解すると読みます。
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古文単語「わく」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「わく」の総まとめチェックリスト

① 違いを認めるを確認他のものと区別して、それと認めることです。似ている・遠い・暗いなどの状況も確認します。
② 意味や道理をつかむを確認道理や事情などの意味を理解し、判断することです。何を理解するかが手がかりになります。
③ 動詞・カ行四段活用を中心に扱うわく=見分ける・理解する。四段は、わか・わき・わく。

参考:オンライン古文テキスト「わく」。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。小学館の辞書「分ける」(コトバンク)。

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