よろし(宜し)【古文】の意味を総まとめ!
「悪くない・まずまずだ / 普通だ・ありふれている」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「よろし(宜し)」。
まずは、「①悪くない・まずまずだ」と、「②普通だ・ありふれている」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
宜し(形容詞・シク活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「強く褒めるより、まずまずと認める」
物事を許容する評価か、特別ではないとする評価かを確かめる。
「よろし」の意味・用法マップ
許容できる評価と特別でない程度を読み比べる
許容できる評価の場面では「悪くない・まずまずだ」、特別でない程度の場面では「普通だ・ありふれている」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
悪くない・まずまずだ
主な文脈:許容できる評価
特別に優れているとまではいわず、受け入れられる程度のよさを述べます。「悪くない・まずまずだ」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「この歌も、さほど悪しからず、よろし。」
訳:この歌も、それほど悪くなく、まずまずだ。
普通だ・ありふれている
主な文脈:特別でない程度
ありふれた程度や、取り立てて優れてはいないことを述べる場合です。比較や否定があるかも読みます。「普通だ・ありふれている」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「この品はよろしき物にて、珍しからず。」
訳:この品はありふれた物で、珍しくない。
文脈から選ぶ!「よろし」の訳し分け
物事を許容する評価か、特別ではないとする評価かを確かめる。
「よろし」の前後にある言葉を確かめよう
👉「悪くない・まずまずだ」
特別に優れているとまではいわず、受け入れられる程度のよさを述べます。
👉「普通だ・ありふれている」
ありふれた程度や、取り立てて優れてはいないことを述べる場合です。比較や否定があるかも読みます。
「よろし」は文脈とセットで!
現代語の「よろしい」から最上級の褒め言葉と決めないようにします。また「よろしからず」などの否定を読み落とさないことが大切です。
イメージで覚える!「よろし」の成り立ちと覚え方
よろし=まずまず・普通。否定が付いた形まで読む。
覚える手がかりは「宜し」。
「宜」の字を、ほどよく適しているという学習イメージにします。古語では「よし」より控えめな評価を表す用法があります。
「よろしからず」は普通ではない・並々でないという意味になる場合があります。単語の評価を機械的な順位だけで処理せず、対象と否定を確かめます。
声に出して確認する「よろし」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「よろし、
よろし=まずまず・普通。否定が付いた形まで読む。!」
「よろし」の文法と似た表現の整理
形容詞・シク活用を中心に、形と意味を確かめる
「よろし」の文法整理
品詞:形容詞・シク活用よろしく・よろし・よろしき・よろしけれの形を押さえます。「よろしき」は連体形です。
「よろしからず」の「ず」まで含めて、普通ではないのか、適当でないのかを文脈で判断します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「よろし」実践例文
「この歌も、さほど悪しからず、よろし。」
「この品はよろしき物にて、珍しからず。」
古文単語「よろし」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「よろし」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「宜しい」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
