ならひ(習ひ)【古文】の意味を総まとめ!
「習慣・しきたり / 世の常・当然の成り行き」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「ならひ(習ひ)」。
まずは、「①習慣・しきたり」と、「②世の常・当然の成り行き」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
習ひ(名詞)
意味をつなぐ学習イメージ
「繰り返される慣例から、世の中の常のあり方へ」
人や土地のしきたりか、世の中一般の成り行きかを見る
「ならひ」の意味・用法マップ
身に付いた習慣や慣例と世間で一般的なことを読み比べる
身に付いた習慣や慣例の場面では「習慣・しきたり」、世間で一般的なことの場面では「世の常・当然の成り行き」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
習慣・しきたり
主な文脈:身に付いた習慣や慣例
人に身に付いた習慣や、土地・集団の中で続く慣例を表します。「習慣・しきたり」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「朝ごとに文を読むは、この人のならひなり。」
訳:毎朝本を読むのは、この人の習慣である。
世の常・当然の成り行き
主な文脈:世間で一般的なこと
世の中ではそうなるのが常だ、という一般的な成り行きを表します。「世の常・当然の成り行き」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「花の散るも、世のならひなり。」
訳:花が散るのも、世の常のあり方である。
文脈から選ぶ!「ならひ」の訳し分け
人や土地のしきたりか、世の中一般の成り行きかを見る
「ならひ」の前後にある言葉を確かめよう
👉「習慣・しきたり」
人に身に付いた習慣や、土地・集団の中で続く慣例を表します。
👉「世の常・当然の成り行き」
世の中ではそうなるのが常だ、という一般的な成り行きを表します。
「ならひ」は文脈とセットで!
「ならひ」を、いつも勉強や稽古の意味にしないようにします。「世のならひ」は世の常という意味です。一方で、学ぶことや秘伝という語義もあるため、対象を確認します。
イメージで覚える!「ならひ」の成り立ちと覚え方
ならひ=習慣、世の常
覚える手がかりは「習ひ」。
動詞「ならふ」の連用形に由来する名詞です。繰り返して身に付いたことという学習イメージから、習慣やしきたりにつなげます。
学習・秘伝・言い伝えや、暮らし向きを表す用法もあります。「何のならひ」かを前後から具体化しましょう。
声に出して確認する「ならひ」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「ならひ、
ならひ=習慣、世の常!」
「ならひ」の文法と似た表現の整理
名詞を中心に、形と意味を確かめる
「ならひ」の文法整理
品詞:名詞動詞「ならふ」の連用形に由来しますが、この見出しでは名詞です。「ならひなり」の「なり」は断定の助動詞として読みます。
世間の慣例や、世の常として起こることを表します。何かを学ぶ動作だと決めず、前に述べた事柄を受けて読みます。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「ならひ」実践例文
「朝ごとに文を読むは、この人のならひなり。」
「花の散るも、世のならひなり。」
古文単語「ならひ」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「ならひ」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「習い」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
