さしも(然しも)【古文】の意味を総まとめ!
「強い程度を指す / 打消と組み合わせる」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「さしも(然しも)」。
まずは、「①強い程度を指す」と、「②打消と組み合わせる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
然しも (副詞)
意味をつなぐ学習イメージ
「あれほど、と指した先の結びまで読む」
栄華の大きさと、思うほど遠くない道を対にします。指す程度だけでなく、否定や逆接にも目を向けます。
「さしも」の意味・用法マップ
強い程度を指す / 打消と組み合わせるを文脈から理解する
文脈に合わせて、「強い程度を指す」と「打消と組み合わせる」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。
あれほど・あんなにも
主な文脈:大きな程度を振り返って強調する場面
前に述べたことや、よく知られた様子を受け、その程度を強く示します。「強い程度を指す」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「さしも栄えたる家も、今は衰へぬ。」
訳:あれほど栄えた家も、今は衰えてしまった。
それほど〜ない
主な文脈:程度が大きくないと述べる場面
打消や反語を伴うと、そのようにまでとは言えないことを表します。「打消と組み合わせる」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「この山道は、さしも遠からず。」
訳:この山道は、それほど遠くない。
文脈から選ぶ!「さしも」の読み取りルール
何を述べ、どんな状況で使われているかを見る
「さしも」の対象と前後を確かめよう
👉 強い程度を指す
栄えた程度の大きさと、現在との対比が手がかりです。
👉 打消と組み合わせる
「遠からず」の打消まで読み、程度を否定します。
「さしも」の訳を文脈で選ぶ
「さしも」の後に打消があるかどうかで、文全体の訳が変わります。「さしも〜ず」は「それほど〜ない」。単語だけを常に「非常に」と置き換えず、否定・反語まで読みます。
イメージで覚える!「さしも」の漢字と覚え方
あれほど、と指した先の結びまで読む
覚える手がかりは「あれほど、と指した先の結びまで読む」!
栄華の大きさと、思うほど遠くない道を対にします。指す程度だけでなく、否定や逆接にも目を向けます。
補足:「さしも」の後に打消があるかどうかで、文全体の訳が変わります。「さしも〜ず」は「それほど〜ない」。単語だけを常に「非常に」と置き換えず、否定・反語まで読みます。
声に出して覚える「さしも」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「さしも、
あれほど、と指した先の結びまで読む!」
「さしも」の文法と関連語の違い
副詞と、混同しやすい語を確認
「さしも」の文法整理
品詞:副詞副詞は活用しません。後ろの動作や判断をどのように説明しているかを読み、数量・程度・納得などの意味を文脈に応じて確かめます。
副詞で、それ自体は活用しません。「さ」+助詞「し」「も」から成る語です。程度を表す後ろの形容詞や動詞に、どのような結びが付くかを確かめます。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「さしも」実践例文
「さしも栄えたる家も、今は衰へぬ。」
「この山道は、さしも遠からず。」
古文単語「さしも」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「さしも」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『デジタル大辞泉』「然しも」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
