かしこまる(畏まる)【古文】の意味を総まとめ!
「恐れ慎む / 感謝・謝罪を述べる」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
相手への敬意や恐縮を表す動詞「かしこまる(畏まる)」。
まずは、「①恐れ慎む」と、「②感謝・謝罪を述べる」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
畏まる (動詞・ラ行四段活用)
意味をつなぐイメージ
「恐れ慎む気持ちを、態度や言葉に表す」
「恐れ慎む」に加え、感謝・謝罪の用法を場面から読む。誰に対して、何を受け、何を申し上げるのかを見ると、訳が選びやすくなります。
「かしこまる」の意味・用法マップ
恐れ慎むと感謝・謝罪を述べるを文脈から理解する
文脈に合わせて、「恐れ慎む」と「感謝・謝罪を述べる」を確かめます。以下の2枚は、意味と用法を整理するためのカードです。
恐れ慎む・慎んだ態度をとる
主な文脈:高貴な人の御前・目上への応対
相手を恐れ敬い、姿勢や言動を控えることです。誰の前で、どのような態度をとっているかを想像します。「恐れ慎む」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「御前にかしこまりて候ふ。」
訳:御前で恐れ慎んで控えている。
恐縮して感謝する・わびを言う
主な文脈:厚意を受けた後、または過ちの後
厚意への喜びなら感謝、過ちの後なら謝罪が候補です。恐れ慎む気持ちが、相手に申し上げる言葉として表れます。「感謝・謝罪を述べる」と訳せる状況かどうか、対象と人物の気持ちを確かめます。
「過ちを悔い、仏にかしこまる。」
訳:過ちを悔い、仏におわび申し上げる。
文脈から選ぶ!「かしこまる」の訳し分けルール
誰に対して、何を受け、何を申し上げるのかを見る
「かしこまる」の対象と前後を確かめよう
👉 恐れ慎む
高貴な人の前で慎んでいる場面です。「かしこまり」は連用形で、「て」に続きます。
👉 感謝・謝罪を述べる
「過ちを悔い」が謝罪を選ぶ手がかりです。厚意を受けた場面なら、感謝の意味も考えます。
「かしこまる」= 身を慎み、言葉を尽くす
古文の「かしこまる」は、現代語の返答「かしこまりました」だけで理解しないことが大切です。御前で恐れ慎むこと、厚意に感謝すること、過ちをわびることなどを、直前の出来事と相手から読み分けます。
イメージで覚える!「かしこまる」の漢字と覚え方
身を慎み、言葉を尽くす
覚える手がかりは「身を慎み、言葉を尽くす」!
「かしこし」の恐れ多い気持ちを、身を慎む姿や言葉にしたものとして覚えます。何も受けていない場面、恩を受けた場面、過ちを犯した場面を分けて想像すると、訳が選びやすくなります。
補足:謹んで命令や依頼を承知する、謹慎するという用法もあります。「感謝」と「謝罪」は同じ訳にはならないので、喜びの理由と過ちの有無を確かめましょう。
声に出して覚える「かしこまる」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「かしこまる、
御前で慎み、恩には感謝、過ちには謝罪!」
「かしこまる」の文法と関連語の違い
動詞・ラ行四段活用と、混同しやすい語を確認
「かしこまる」の文法整理
品詞:動詞・ラ行四段活用未然「かしこまら」・連用「かしこまり」・終止「かしこまる」・連体「かしこまる」・已然「かしこまれ」・命令「かしこまれ」です。ら・り・る・る・れ・れと変化します。
「かしこまり」が連用形で、接続助詞「て」が続いています。形容詞「かしこし」の連用形「かしこく」と混同せず、態度や発言を表す動詞として読みます。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「かしこまる」実践例文
「御前にかしこまりて候ふ。」
「過ちを悔い、仏にかしこまる。」
古文単語「かしこまる」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「かしこまる」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『デジタル大辞泉』「畏まる」。語義・文法を参照し、本文・現代語訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと例文を使ったクイズは、すべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
