それがし(某)【古文】の意味を総まとめ!
「名を明示しない / 話し手自身を指す」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「それがし(某)」。
まずは、「①名を明示しない」と、「②話し手自身を指す」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
某 (代名詞)
意味をつなぐ学習イメージ
「名を伏せる指示と、自分の名乗り」
名の分からない人を示す場合と、男が自分を指す場合を比べます。
「それがし」の意味・用法マップ
名を明示しない / 話し手自身を指すを文脈から理解する
文脈に合わせて、「名を明示しない」と「話し手自身を指す」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。
だれそれ・なにがし
主な文脈:人名などを具体的に出さない場面
名を知らない、あるいは名を出さずに述べる場合の指示です。「名を明示しない」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「都のそれがしといふ人、ここに来たり。」
訳:都のだれそれという人が、ここに来た。
私・自分
主な文脈:男性が自分を名乗る場面
中世以降には、男性の自称として用いられます。後には武士らしい改まった言い方にもなります。「話し手自身を指す」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「「それがし、先に参らむ」と男言ふ。」
訳:「私が、先に参ろう」と男が言う。
文脈から選ぶ!「それがし」の読み取りルール
何を述べ、どんな状況で使われているかを見る
「それがし」の対象と前後を確かめよう
👉 名を明示しない
特定の名前を明らかにせず、人を指しています。
👉 話し手自身を指す
発言の中で、話し手が自分の行動を述べています。
「それがし」の訳を文脈で選ぶ
人だけでなく、名を明らかにしない物事を指す用法もあります。自称の用法は時代や話し手を確認し、「某」をすべて「私」に置き換えません。
イメージで覚える!「それがし」の漢字と覚え方
名を伏せる指示と、自分の名乗り
覚える手がかりは「名を伏せる指示と、自分の名乗り」!
名の分からない人を示す場合と、男が自分を指す場合を比べます。
補足:人だけでなく、名を明らかにしない物事を指す用法もあります。自称の用法は時代や話し手を確認し、「某」をすべて「私」に置き換えません。
声に出して覚える「それがし」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「それがし、
名を伏せる指示と、自分の名乗り!」
「それがし」の文法と関連語の違い
代名詞と、混同しやすい語を確認
「それがし」の文法整理
品詞:代名詞活用しない代名詞です。名を明示しない不定称と、男性の自称を区別し、会話の話し手や文の主語から指示対象を確かめます。
代名詞なので活用しません。不定称として他を指すのか、一人称として話し手自身を指すのかを、会話の主語や前後から判断します。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「それがし」実践例文
「都のそれがしといふ人、ここに来たり。」
「「それがし、先に参らむ」と男言ふ。」
古文単語「それがし」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「それがし」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『精選版 日本国語大辞典』「某」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
