つらし
押さえたい重要古語 形容詞・ク活用 薄情だ・冷酷だ/つらい・耐えがたい 意味・文法・クイズで学ぶ
冷たい相手と、それを受けるつらさ

つらし(辛し)【古文】の意味を総まとめ!
「相手の冷たい態度 / 自分にとっての苦しさ」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「つらし(辛し)」。 まずは、「①相手の冷たい態度」と、「②自分にとっての苦しさ」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 相手の冷たい態度
薄情だ・冷酷だ
②
ポイント② 自分にとっての苦しさ
つらい・耐えがたい
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

辛し (形容詞・ク活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「冷たい相手と、それを受けるつらさ」

返事のない相手と、寒い野で夜を過ごす自分を比べます。
つらし
01 / Core Meanings

「つらし」の意味・用法マップ

相手の冷たい態度 / 自分にとっての苦しさを文脈から理解する

学習イメージ:冷たい相手と、それを受けるつらさ

文脈に合わせて、「相手の冷たい態度」と「自分にとっての苦しさ」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 相手の冷たい態度 📖 POINT 1

薄情だ・冷酷だ

主な文脈:人の仕打ちを恨めしく思う場面

自分への態度が冷たく、思いやりがないと感じる意味です。「相手の冷たい態度」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「文の返りもなき君は、いとつらし。」

訳:手紙の返事もないあなたは、とても薄情だ。

ポイント2 自分にとっての苦しさ 📖 POINT 2

つらい・耐えがたい

主な文脈:悲しみや苦しい境遇を述べる場面

その状況に耐えることが苦しいという受け止め方です。「自分にとっての苦しさ」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「寒き野に夜を明かすもつらし。」

訳:寒い野原で夜を明かすのも耐えがたい。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「つらし」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「つらし」の対象と前後を確かめよう

1 人の仕打ちを恨めしく思う場面

👉 相手の冷たい態度

相手が返事をしない態度を、冷たいと受け止めています。

2 悲しみや苦しい境遇を述べる場面

👉 自分にとっての苦しさ

ここは人への評価ではなく、寒さの中で過ごす苦しさです。

現代語訳で押さえたいポイント

「つらし」の訳を文脈で選ぶ

恨めしい、情けないと訳す場合もあります。現代と同じ苦痛の意味だけでなく、相手の非情な態度をいう意味を押さえましょう。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 冷たい相手と、それを受けるつらさ
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「つらし」の漢字と覚え方

冷たい相手と、それを受けるつらさ

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「冷たい相手と、それを受けるつらさ」!

返事のない相手と、寒い野で夜を過ごす自分を比べます。

冷たい相手と、それを受けるつらさ
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
つらし
相手の冷たい態度 / 自分にとっての苦しさ

補足:恨めしい、情けないと訳す場合もあります。現代と同じ苦痛の意味だけでなく、相手の非情な態度をいう意味を押さえましょう。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「つらし」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「文の返りもなき君は、いとつらし。」 = 手紙の返事もないあなたは、とても薄情だ。
2「寒き野に夜を明かすもつらし。」 = 寒い野原で夜を明かすのも耐えがたい。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「つらし、
冷たい相手と、それを受けるつらさ!」

04 / Grammar & Usage

「つらし」の文法と関連語の違い

形容詞・ク活用と、混同しやすい語を確認

「つらし」の文法整理

品詞:形容詞・ク活用
① ク活用の形

連用形「つらく」、終止形「つらし」、連体形「つらき」、已然形「つらけれ」。カリ活用では「つらから・つらかり・つらかる」などの形になります。

② 用法を読むポイント

ク活用で「つらく・つらし・つらき・つらけれ」。カリ活用では「つらから・つらかり・つらかる」などとなります。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

つらし 薄情だ・耐えがたいなど
相手の態度か、自分の苦痛か。
つれなし 平然としている・冷淡だなど
表に出る態度の意味も確認。
うし つらい・いやだなど
苦しい気持ちを表す語と比較。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「つらし」実践例文

1 相手の冷たい態度(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「文の返りもなき君は、いとつらし。」

【現代語訳】手紙の返事もないあなたは、とても 薄情だ。
判別のコツ:相手が返事をしない態度を、冷たいと受け止めています。
2 自分にとっての苦しさ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「寒き野に夜を明かすもつらし。」

【現代語訳】 寒い野原で夜を明かすのも耐えがたい。
判別のコツ:ここは人への評価ではなく、寒さの中で過ごす苦しさです。
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古文単語「つらし」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「つらし」の総まとめチェックリスト

1 相手の冷たい態度 相手が返事をしない態度を、冷たいと受け止めています。
2 自分にとっての苦しさ ここは人への評価ではなく、寒さの中で過ごす苦しさです。
③ 品詞は「形容詞・ク活用」 連用形「つらく」、終止形「つらし」、連体形「つらき」、已然形「つらけれ」。カリ活用では「つらから・つらかり・つらかる」などの形になります。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「辛い」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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