ブラック・ドッグとの闘いで倒れ込んでしまったキャプテン。そのキャプテンを追い込み黒点をつけようと狙っている古い船乗り仲間がベンボウ提督亭にやってきた。ぶかっこうで醜く、目も見えないが、万力のような怪力の海賊ピューがやってきたのだ。
翌朝、やつは確かに一階におりてきて、食事はいつものようにとっていましたが、ほとんど食べず、(ラムだけは)いつもより多く飲んだ。やつは自分で酒場から勝手に持ち出して、いつもよりたくさんのラムを飲むので、ぼくは怖かったし、顔をしかめ、鼻をならしながら(かってにラムを持ち出して飲むので)だれもあえてやつに逆らおうとはしなかった。