【recount – 述べる、再度数える】

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語源・類義語・反対語・例文など

単語の語源とか由来を知っていますか?

「recount」の語源は、古フランス語の「recompter」およびラテン語の「re-」(再び)と「computare」(数える)に由来しています。これらの語から派生し、英語においては「recount」という単語が形成されました。

「recount」は、再び数えることや述べることを意味する動詞です。具体的には、過去の出来事や経験を再び数えたり、詳細に述べたりすることを指します。また、選挙結果や出来事の正確な再確認や再報告を意味する場合もあります。

この単語は、物語や話を再び詳細に語ることや、数えたり確認したりする行為を表現するために使用されます。また、政治や法律の文脈では、選挙の投票を再度数え直したり、出来事や状況の正確な再調査や報告を行う際にも使用されます。

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Recite(暗唱する、朗読する): 「recite」は、「recount」と類似した意味を持ちます。何かを暗唱したり朗読したりすることを指します。ただし、「recount」はより具体的に過去の出来事や経験を述べることを意味します。
  2. Narrate(語る、物語る): 「narrate」は、「recount」と同様に、物語や出来事を詳細に語ることを指します。特にストーリーテリングや物語の進行に焦点を当てます。
  3. Tell(話す、伝える): 「tell」は、「recount」と関連した意味を持ちます。何かを話したり伝えたりすることを指します。ただし、「recount」はより具体的に過去の出来事や経験を再び数えたり詳細に述べたりすることを意味します。

反対語

  1. Forget(忘れる): 「forget」は、過去の出来事や経験を忘れることを指します。したがって、「recount」の反対の意味として考えることができます。
  2. Omit(省略する、抜かす): 「omit」は、何かを省略したり抜かしたりすることを指します。したがって、「recount」の詳細な数え上げや述べることの反対として考えることができます。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  1. Account(説明する、報告する): 「account」と「recount」はスペルが似ているため、混同されることがあります。しかし、「account」は何かを説明したり報告したりすることを意味します。「recount」とは異なる意味を持ちます。
  2. Recruit(募集する、新メンバーを入れる): 「recruit」と「recount」は発音やスペルが異なりますが、似たようなサウンドを持つため混同されることがあります。「recruit」は新たなメンバーを募集したり追加したりすることを指し、「recount」とは異なる意味を持ちます。
  3. React(反応する、反応を示す): 「react」と「recount」もスペルが似ていますが、意味や用法が異なるため混同されることがあります。「react」は何かに対して反応を示すことを指し、「recount」とは異なる意味を持ちます。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

  1. She recounted her travel adventures to her friends, sharing all the exciting details.
    (彼女は友人たちに旅の冒険を詳しく語り、エキサイティングな出来事を全て共有しました。)
  2. The witness was asked to recount the events of that fateful night in court.
    (その運命の夜の出来事を法廷で証言するよう、その目撃者に求められました。)
  3. He sat down with his grandchildren and recounted stories from his childhood.
    (彼は孫たちと座って、自分の子供時代の思い出話を再度語りました。)
  4. The historian carefully recounted the events that led to the outbreak of the war.
    (歴史家は注意深く戦争勃発に至った出来事を再度詳しく語りました。)
  5. The contestant requested a recount of the votes after suspecting an error in the results.
    (結果に誤りがあると疑い、参加者は投票の再集計を要求しました。)

コロケーション

“Recount”という単語は主に2つの異なる意味を持ちます。「再数える」または「物語を詳しく述べる」という意味です。それぞれの意味に合わせた典型的なコロケーションを以下に示します。

  1. Recount(再数える): これは特に選挙や投票の文脈でよく使用されます。例えば「demand a recount(再集計を要求する)」や「conduct a recount(再集計を行う)」などが典型的な表現です。
  2. Recount(物語を詳しく述べる): ここでは、何かの出来事や経験を詳しく説明するという意味で使われます。例えば「recount a story(物語を語る)」、「recount an experience(経験を述べる)」、「recount events(出来事を述べる)」などが該当します。

これらの表現は英語でストーリーテリングや事実の説明、または選挙の再集計など特定の状況において使用されるフレーズです。

エピソード

“George, an old man now, decided to recount the tale of his youthful adventure to his grandchildren. He spoke with such vitality that the room filled with a sense of nostalgia and excitement.”

「ジョージ、今はもう老人の彼が、若かりし日の冒険の物語を孫たちに述べることに決めました。彼はとても生き生きと話し、部屋は懐かしさと興奮でいっぱいになりました。」

“First, he began to recount the events of the summer of ’65, a summer filled with love, loss, and discovery.”

「まず彼は、愛と失意、そして発見に満ちた’65年の夏の出来事を述べ始めました。」

“Next, he moved on to recount the tales of the people he met on his journey – a painter with a love for the sea, a writer haunted by his past, and a woman who made the best apple pie he ever tasted.”

「次に、彼は旅の途中で出会った人々の話を述べました。海が大好きな画家、過去に取りつかれた作家、そして彼が今まで食べた中で最高のアップルパイを作る女性。」

“After his grandchildren had left, George sat alone in his chair. To keep his mind active, he decided to recount his coin collection which he had accumulated over many years.”

「孫たちが去った後、ジョージは一人で椅子に座っていました。彼の心を活発に保つため、彼は長年にわたって集めた彼のコインコレクションを再数えることにしました。」

“But as he began the recount, he couldn’t help but reflect on the many life experiences each coin represented. Each one had a story, and it was up to him to recount them.”

「しかし、彼が再集計を始めると、各コインが代表する多くの人生経験を思い起こすのを彼は避けることができませんでした。それぞれには物語があり、それらを述べるのは彼次第でした。」

練習問題

問題1:
The witness was asked to 【  】 the events leading up to the accident.
(A) recount
(B) recall
(C) neglect
(D) avoid


目撃者には事故前の出来事を【述べる】ように求められました。

この文では「証人は事故に至るまでの出来事を【  】するように求められた。」という状況が述べられています。適切な単語を選択するためには、それぞれの単語が持つニュアンスを理解することが重要です。

(A) recount – ここでの「recount」は「詳細に話す」または「語る」の意味で使われています。したがって、証人が事故に至るまでの出来事を詳細に語ることが求められる状況に非常に適しています。

(B) recall – 「recall」は「思い出す」を意味しますが、具体的に詳細に話すというニュアンスは含まれていません。証人が事故の状況を具体的に語ることが求められているので、この選択肢は最適ではありません。

(C) neglect – 「neglect」は「無視する」または「怠る」を意味します。証人が事故の詳細を無視することが求められる状況はあり得ませんので、この選択肢は適切ではありません。

(D) avoid – 「avoid」は「避ける」を意味します。証人が事故の詳細を避けることが求められる状況もあり得ませんので、この選択肢も適切ではありません。

したがって、選択肢 (A)の’recount’が最も適切な答えとなります。

問題2:
The teacher asked the students to 【  】 the main points of the lecture in their own words.
(A) recount
(B) dismiss
(C) bypass
(D) evade


教師は学生に講義の要点を自分の言葉で【述べる】ように求めました。

この文章の文脈では、「講義の主要なポイントを自分の言葉で【  】」と求められています。

(A) recount – 「再話する」または「詳述する」。この選択肢は正解で、生徒が講義の内容を自分の言葉で詳しく再話することを意味します。

(B) dismiss – 「無視する」または「棄却する」。この選択肢は不適切です。なぜなら、講師が生徒に講義の主要なポイントを無視するように求める理由がないからです。

(C) bypass – 「迂回する」または「避ける」。この選択肢も不適切です。生徒が講義の主要なポイントを避けるように求められることはまずありません。

(D) evade – 「逃避する」または「避ける」。この選択肢も不適切です。生徒が講義の主要なポイントを避けるように指示するのは無理があります。

よって、この問題の正解は(A) recount、「述べる、詳述する」です。

問題3:
The company had to 【 】 its financial statements after discovering an error in the calculations. (A) recount
(B) revoke
(C) disregard
(D) evade


この問題では、「会社は計算にエラーがあることを発見した後、財務諸表を【  】する必要があった」という文があります。

(A) recount は「再度数える」という意味で、ここでは「財務諸表を再計算する」という意味になります。計算にエラーがあった場合、再計算するのは自然な対応ですから、(A) recount が最も適切な選択肢となります。

(B) revoke は「取り消す」という意味で、文脈に合わない。計算エラーを発見した場合、それを単に取り消すだけではなく、正確な数値を求めるために再計算する必要があります。

(C) disregard は「無視する」という意味で、これも文脈に合わない選択肢となります。エラーを発見した場合、それを無視するのではなく対応する必要があります。

(D) evade は「避ける」という意味で、ここでも文脈に合いません。エラーを避けるのではなく、それに対応するために財務諸表を再計算する必要があります。