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【expertise – 専門知識、専門技術】という単語の語源とか由来を知っていますか?

「expertise」(専門知識、専門技術)という単語は、フランス語の「expertise」から来ており、これは「expert」の名詞形です。英語の「expert」はラテン語の「expertus」から派生しており、これは「試された、実証された」という意味の過去分詞です。元々は「経験に基づく」または「熟達した」という意味を持つ単語で、時間を経て、「特定の分野において高い技能または知識を持っている人」を指すようになりました。

したがって、「expertise」は、ある特定の領域や分野において、高度な技術や深い知識を持つこと、またそのような知識や技術を持つ状態を指します。この言葉は、その人がその分野で熟練しており、高いレベルの技能を持っていることを示すために用いられます。

The word “expertise” originates from the French “expertise,” which is the noun form of “expert.” The English “expert” derives from the Latin “expertus,” meaning “tried, proven,” which is the past participle of the verb. Originally it meant “based on experience” or “skilled,” and over time, it came to denote “a person possessing high skill or knowledge in a particular field.”

Therefore, “expertise” refers to possessing advanced skills or profound knowledge in a specific area or field, or the state of having such knowledge or skills. This term is used to indicate that a person is skilled in that field and possesses a high level of proficiency.

この単語の類義語・反対語を教えてください。

類義語:

  1. Proficiency (習熟度): ある分野や技能において高いレベルの能力や知識を持つこと。
  2. Skill (技能): ある特定の活動を行うための能力や熟練。
  3. Mastery (熟達): ある分野において高度な技術や知識を持っていること。
  4. Know-how (ノウハウ): ある活動を行うための実践的な知識や技術。
  5. Specialization (専門化): 特定の分野に深い知識や技術を持つこと。

反対語:

  1. Inexperience (未経験): ある分野や活動における経験や知識の欠如。
  2. Ignorance (無知): あるトピックや分野に関する知識がない状態。
  3. Novice (初心者): ある分野において新しく、経験や技術が少ない人。
  4. Unskilled (未熟): 技術や特定の分野の知識が不足していること。
  5. Amateur (アマチュア): 専門的な訓練や技術がない、趣味の範囲で行う人。

この単語に似た単語で間違いやすい単語はありますか?

  1. Export: 「Export」(輸出)は、「Expertise」と音が似ていますが、全く異なる意味を持ちます。「Export」は商品やサービスが国外に送られることを意味します。
  2. Expiry: 「Expiry」(有効期限の終了)も「Expertise」と音が似ていますが、こちらは有効期限や期限切れを指す単語です。
  3. Express: 「Express」(表現する、明確にする、急行の)は、「Expertise」と同じ「ex-」で始まりますが、意味は「明確に伝える」や「速い」など、専門知識とは関係ありません。

この単語を使った例文を5つほど教えてください。

The company hired a team of experts with expertise in artificial intelligence.
(その会社は人工知能の専門知識を持つ専門家チームを採用しました。)

She is known for her expertise in financial management and has provided valuable advice to many businesses.
(彼女は財務管理の専門知識で知られており、多くの企業に貴重なアドバイスを提供しています。)

The success of the project can be attributed to the team’s collective expertise in software development.
(プロジェクトの成功は、チーム全体のソフトウェア開発の専門知識によるものと言える。)

He has years of expertise in carpentry and can create intricate furniture designs.
(彼は大工の専門知識を持ち、複雑な家具のデザインを作成することができる。)

The conference featured renowned speakers who shared their expertise in various fields.
(その会議では、様々な分野で専門知識を持つ著名な講演者が登壇しました。)

【expertise – 専門知識、専門技術】のコロケーション

  1. Technical expertise (技術的専門知識): 科学、工学、ITなどの分野における高度な技術的知識や技能を指します。この用語は、特定の技術領域における深い理解と能力を持つ人々を表現する際に使用されます。
  2. Professional expertise (専門的知識): 特定の職業分野における専門的な知識や技能を意味します。法律、医学、教育など、専門的な訓練を必要とする職業に関連して使用されることが多いです。
  3. Area of expertise (専門分野): ある個人が特に詳しい、または高度な知識や技能を持つ特定の領域を指します。この表現は、人々が自分の専門分野を説明する際に使われます。
  4. Demonstrate expertise (専門知識を示す): 特定の分野での深い知識や高度な技能を実際に示すことを意味します。プロジェクトの実行、研究の発表、または教育活動を通じて、自身の専門知識を証明する行為を表します。
  5. Lack of expertise (専門知識の不足): ある分野における十分な知識や技能がない状態を指します。この表現は、特定のタスクやプロジェクトを遂行する際の課題や問題を説明するのに用いられることがあります。

「Expertise」という言葉は、特定の領域や分野における深い知識や高度な技能を指すときに使用されます。この言葉の一般的な使い方を理解するために、いくつかのコロケーションを紹介します。

まず、「Technical expertise」は、技術的な分野、例えば科学、工学、情報技術などにおける専門的な知識や技能を指します。この表現は、そのような分野で高いレベルの専門性を持つ人を説明するのに使われます。

「Professional expertise」は、特定の職業領域、例えば法律、医学、教育などに関連する専門的な知識や技能を意味します。これは、専門職に必要な特定の訓練や経験を持つ個人を指す際に用いられることが多いです。

「Area of expertise」は、個人が特に知識が深い、または特別な技能を持つ特定の分野を表します。このフレーズは、専門家が自分の特定の専門分野を紹介する際に頻繁に使用されます。

「Demonstrate expertise」は、実際の活動やプロジェクトを通じて、特定の領域での深い知識や技能を実証する行為を指します。これは、自身の専門性を示す必要がある状況、例えば学会発表やプロジェクト提案時に用いられます。

最後に、「Lack of expertise」は、特定の領域において必要な知識や技能が不足している状況を指します。これは、特定の課題やプロジェクトを成功させるために必要な専門性が欠けている場合に言及する際に使われます。

これらのコロケーションを通じて、「expertise」という単語がどのように使われるかが理解できます。これは、専門知識や技能を持つ人々や、特定の分野での熟練度を強調するために特に有用な言葉です。

The term “expertise” is used to describe deep knowledge or advanced skills in a specific area or field. To understand how this term is commonly utilized, let’s explore some typical collocations associated with it.

First, “Technical expertise” refers to specialized knowledge or skills in technical fields such as science, engineering, and information technology. This expression is used to describe individuals who possess a high level of expertise in these areas.

“Professional expertise” signifies specialized knowledge or skills related to specific professional domains, such as law, medicine, or education. This term is often used to refer to individuals who have specific training and experience required in professional positions.

“Area of expertise” represents the specific field in which an individual has extensive knowledge or special skills. This phrase is frequently used when experts introduce their specific areas of specialization.

“Demonstrate expertise” refers to the act of showing deep knowledge or skills in a particular area through actual activities or projects. This is used in situations where individuals need to prove their expertise, such as during academic presentations or project proposals.

Lastly, “Lack of expertise” denotes a situation where there is a deficiency in the necessary knowledge or skills in a certain area. This term is used when referring to situations where there is a gap in the specialized knowledge or skills required for successfully completing a certain task or project.

Through these collocations, we can understand how the word “expertise” is employed. It is particularly useful for emphasizing the qualifications of individuals or the level of proficiency in specific fields.


文法問題: “expertise” (専門知識、専門技術)

  1. 品詞と使い方:
    The company sought the _ of a consultant to help them solve the complex technical issue.
    (A) expertise
    (B) expertises
    (C) expert
    (D) expertly

    解答と解説: (A) expertise
    空欄には、動詞 sought の目的語となる名詞が必要です。expertise は「専門知識」「専門技術」という意味の不可算名詞です。
  2. 前置詞との組み合わせ:
    The team’s success was due in large part to their data analysis.
    (A) expertise of
    (B) expertise in
    (C) expertise on
    (D) expertise for

    解答と解説: (B) expertise in
    「~における専門知識」という意味で、expertise は前置詞 in と一緒に使われます。
  3. 文脈に合った形:
    The company is looking to hire someone with _ in digital marketing.
    (A) expertise
    (B) expertises
    (C) expert
    (D) expertly

    解答と解説: (A) expertise
    空欄には、前置詞 with の目的語となる名詞が必要です。expertise は「専門知識」「専門技術」という意味の不可算名詞です。
  4. 類義語:
    The professor’s _ in the field of astrophysics was renowned throughout the world.
    (A) expertise
    (B) proficiency
    (C) mastery
    (D) all of the above

    解答と解説: (D) all of the above
    expertise, proficiency, mastery はいずれも「専門知識」「熟練」という意味で、この文脈ではすべて適切です。
  5. 誤文訂正:
    The expertises of the team members were essential to the success of the project.

    解答と解説: expertises → expertise
    expertise は不可算名詞なので、複数形の expertises は誤りです。