さす
押さえたい重要古語 助動詞・接尾語 〜させる/〜なさる/途中でやめる・しかける 意味・文法・クイズで学ぶ
前が未然形か連用形か、活用はどちらか

さす【古文】の意味を総まとめ!
「未然形に付く助動詞 / 連用形に付く接尾語」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「さす」。 まずは、「①未然形に付く助動詞」と、「②連用形に付く接尾語」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 未然形に付く助動詞
〜させる/〜なさる
②
ポイント② 連用形に付く接尾語
途中でやめる・しかける
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

さす (助動詞・接尾語)

意味をつなぐ学習イメージ

「前が未然形か連用形か、活用はどちらか」

月を見るようにさせる親と、手紙を書きかけでやめる人を対にします。助動詞と接尾語を分けて覚えます。
さす
01 / Core Meanings

「さす」の意味・用法マップ

未然形に付く助動詞 / 連用形に付く接尾語を文脈から理解する

学習イメージ:前が未然形か連用形か、活用はどちらか

文脈に合わせて、「未然形に付く助動詞」と「連用形に付く接尾語」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 未然形に付く助動詞 📖 POINT 1

〜させる/〜なさる

主な文脈:使役や高い敬意を表す場面

未然形に付く助動詞は使役を表し、尊敬語を伴う形では尊敬にも用います。動作をする人物を確認します。「未然形に付く助動詞」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「親、子に月を見さす。」

訳:親が、子に月を見させる。

ポイント2 連用形に付く接尾語 📖 POINT 2

途中でやめる・しかける

主な文脈:動作を完了せず中断する場面

動詞の連用形に付く「さす」は、動作を途中でやめる意味を表し、四段型で活用します。「連用形に付く接尾語」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「文を書きさして、寝ぬ。」

訳:手紙を書きかけでやめて、寝た。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「さす」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「さす」の対象と前後を確かめよう

1 使役や高い敬意を表す場面

👉 未然形に付く助動詞

親が子に見るようにさせています。「見」は上一段動詞「見る」の未然形です。

2 動作を完了せず中断する場面

👉 連用形に付く接尾語

連用形「書き」に「さし」が付き、中断を表しています。

現代語訳で押さえたいポイント

「さす」の訳を文脈で選ぶ

助動詞「さす」は上一段・上二段・下一段・下二段・カ変・サ変動詞の未然形に付きます。四段・ナ変・ラ変には原則として「す」。また「指す・差す・刺す・射す」などの自立した動詞も同音で、文中の働きから区別します。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 前が未然形か連用形か、活用はどちらか
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「さす」の漢字と覚え方

前が未然形か連用形か、活用はどちらか

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「前が未然形か連用形か、活用はどちらか」!

月を見るようにさせる親と、手紙を書きかけでやめる人を対にします。助動詞と接尾語を分けて覚えます。

前が未然形か連用形か、活用はどちらか
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
さす
未然形に付く助動詞 / 連用形に付く接尾語

補足:助動詞「さす」は上一段・上二段・下一段・下二段・カ変・サ変動詞の未然形に付きます。四段・ナ変・ラ変には原則として「す」。また「指す・差す・刺す・射す」などの自立した動詞も同音で、文中の働きから区別します。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「さす」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「親、子に月を見さす。」 = 親が、子に月を見させる。
2「文を書きさして、寝ぬ。」 = 手紙を書きかけでやめて、寝た。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「さす、
前が未然形か連用形か、活用はどちらか!」

04 / Grammar & Usage

「さす」の文法と関連語の違い

助動詞・接尾語と、混同しやすい語を確認

「さす」の文法整理

品詞:助動詞・接尾語
① 助動詞と接尾語の活用の違い

助動詞は下二段型で「させ・させ・さす・さする・さすれ・させよ」。中断の接尾語は四段型で「ささ・さし・さす・さす・させ・させ」です。「させ」と「さし」の違いが識別に役立ちます。

② 用法を読むポイント

助動詞は下二段型で「させ・させ・さす・さする・さすれ・させよ」。中断の接尾語は四段型で「ささ・さし・さす・さす・させ・させ」です。「させ」と「さし」の違いが識別に役立ちます。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

さす(助動詞) 使役・尊敬など
未然形に接続し、下二段型に活用。
さす(接尾語) 途中でやめる
連用形に接続し、四段型に活用。
す(助動詞) 使役・尊敬など
原則として四段・ナ変・ラ変の未然形に接続。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「さす」実践例文

1 未然形に付く助動詞(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「親、子に月を見さす。」

【現代語訳】親が、子に月を見 させる。
判別のコツ:親が子に見るようにさせています。「見」は上一段動詞「見る」の未然形です。
2 連用形に付く接尾語(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「文を書きさして、寝ぬ。」

【現代語訳】 手紙を書きかけでやめて、寝た。
判別のコツ:連用形「書き」に「さし」が付き、中断を表しています。
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古文単語「さす」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「さす」の総まとめチェックリスト

1 未然形に付く助動詞 親が子に見るようにさせています。「見」は上一段動詞「見る」の未然形です。
2 連用形に付く接尾語 連用形「書き」に「さし」が付き、中断を表しています。
③ 品詞は「助動詞・接尾語」 助動詞は下二段型で「させ・させ・さす・さする・さすれ・させよ」。中断の接尾語は四段型で「ささ・さし・さす・さす・させ・させ」です。「させ」と「さし」の違いが識別に役立ちます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「さす」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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