やうやう(漸う)【古文】の意味を総まとめ!
「だんだん・次第に / やっと・かろうじて」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「やうやう(漸う)」。
まずは、「①だんだん・次第に」と、「②やっと・かろうじて」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
漸う(副詞)
意味をつなぐ学習イメージ
「少しずつ進むことと、ようやく届くこと」
変化の途中を描くか、苦労の末の到達を描くかを確かめる。
「やうやう」の意味・用法マップ
変化の進み方と到達までの難しさを読み比べる
変化の進み方の場面では「だんだん・次第に」、到達までの難しさの場面では「やっと・かろうじて」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
だんだん・次第に
主な文脈:変化の進み方
明るさや季節などが、少しずつ変わっていくことを表します。「だんだん・次第に」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「春近くなりて、やうやう雪も消ゆ。」
訳:春が近くなって、だんだん雪も消える。
やっと・かろうじて
主な文脈:到達までの難しさ
長い時間や苦労を経て、何とかその状態に至ることを表します。「やっと・かろうじて」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「道に迷ひ、日暮れにやうやう宿に着きぬ。」
訳:道に迷い、日暮れにやっと宿に着いた。
文脈から選ぶ!「やうやう」の訳し分け
変化の途中を描くか、苦労の末の到達を描くかを確かめる。
「やうやう」の前後にある言葉を確かめよう
👉「だんだん・次第に」
明るさや季節などが、少しずつ変わっていくことを表します。
👉「やっと・かろうじて」
長い時間や苦労を経て、何とかその状態に至ることを表します。
「やうやう」は文脈とセットで!
現代語の「ようやく」の印象だけで、いつでも「やっと」と訳さないようにします。古文では、だんだんという意味も大切です。
イメージで覚える!「やうやう」の成り立ちと覚え方
やうやう=変化ならだんだん、到達ならやっと。
覚える手がかりは「漸う」。
「やうやう」は「やうやく」の音が変化した形です。「漸」の字を、次第に進む様子を覚える手がかりにします。
ゆっくりという意味もあります。変化の程度・速さ・到達の難しさのどれを述べるかを読みます。
声に出して確認する「やうやう」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「やうやう、
やうやう=変化ならだんだん、到達ならやっと。!」
「やうやう」の文法と似た表現の整理
副詞を中心に、形と意味を確かめる
「やうやう」の文法整理
品詞:副詞後ろの動詞や状態の変化を修飾します。歴史的仮名遣いは「やうやう」です。
消える・明るくなるなどの変化か、着く・成し遂げるなどの到達かを手がかりにします。ただし動詞だけで機械的には決めません。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「やうやう」実践例文
「春近くなりて、やうやう雪も消ゆ。」
「道に迷ひ、日暮れにやうやう宿に着きぬ。」
古文単語「やうやう」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「やうやう」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「漸う」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。小学館の辞書「漸く」(コトバンク)。
