ここら
押さえたい重要古語 副詞 たくさん・多く/たいそう・非常に 意味・文法・クイズで学ぶ
たくさんの量と、たいそう強い程度

ここら(幾許)【古文】の意味を総まとめ!
「数や量の多さ / 程度の強さ」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「ここら(幾許)」。 まずは、「①数や量の多さ」と、「②程度の強さ」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 数や量の多さ
たくさん・多く
②
ポイント② 程度の強さ
たいそう・非常に
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

幾許 (副詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「たくさんの量と、たいそう強い程度」

大勢の人が集まる姿と、深く別れを悲しむ姿を並べます。量を数えるか、感情などの強さを述べるかを確認します。
ここら
01 / Core Meanings

「ここら」の意味・用法マップ

数や量の多さ / 程度の強さを文脈から理解する

学習イメージ:たくさんの量と、たいそう強い程度

文脈に合わせて、「数や量の多さ」と「程度の強さ」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 数や量の多さ 📖 POINT 1

たくさん・多く

主な文脈:人や物の数量を述べる場面

数や量が多いことを表します。現代語の「ここら辺」に引かれて、近くの場所だけの意味にしないようにします。「数や量の多さ」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「ここらの人、集まりたり。」

訳:大勢の人が、集まっている。

ポイント2 程度の強さ 📖 POINT 2

たいそう・非常に

主な文脈:感情や動作の強さを述べる場面

どのくらい強く感じたり行動したりするか、その程度のはなはだしさも表します。数えられる物の話か、強さの話かを分けます。「程度の強さ」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「別れを、ここら悲しむ。」

訳:別れを、たいそう悲しむ。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「ここら」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「ここら」の対象と前後を確かめよう

1 人や物の数量を述べる場面

👉 数や量の多さ

「人」の数量を述べています。「このあたりの人」と機械的に置き換えません。

2 感情や動作の強さを述べる場面

👉 程度の強さ

後ろの「悲しむ」が、感情の強さを読む手がかりです。人の人数を数える文ではありません。

現代語訳で押さえたいポイント

「ここら」の訳を文脈で選ぶ

「ここだ」「ここば」なども、数量や程度のはなはだしさを表す関連語です。場所を示す「此処ら」とは別に、古語の副詞「ここら(幾許)」を押さえます。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ たくさんの量と、たいそう強い程度
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「ここら」の漢字と覚え方

たくさんの量と、たいそう強い程度

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「たくさんの量と、たいそう強い程度」!

大勢の人が集まる姿と、深く別れを悲しむ姿を並べます。量を数えるか、感情などの強さを述べるかを確認します。

たくさんの量と、たいそう強い程度
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
ここら
数や量の多さ / 程度の強さ

補足:「ここだ」「ここば」なども、数量や程度のはなはだしさを表す関連語です。場所を示す「此処ら」とは別に、古語の副詞「ここら(幾許)」を押さえます。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「ここら」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「ここらの人、集まりたり。」 = 大勢の人が、集まっている。
2「別れを、ここら悲しむ。」 = 別れを、たいそう悲しむ。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「ここら、
たくさんの量と、たいそう強い程度!」

04 / Grammar & Usage

「ここら」の文法と関連語の違い

副詞と、混同しやすい語を確認

「ここら」の文法整理

品詞:副詞
① 副詞としての働き

副詞は活用しません。後ろの動作や判断をどのように説明しているかを読み、数量・程度・納得などの意味を文脈に応じて確かめます。

② 用法を読むポイント

副詞なので活用しません。「ここらの人」のような形では、数量の多さを「の」を介して名詞へ結び付けています。「の」があるからといって場所の意味に決めません。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

ここら(幾許) たくさん・たいそう
数量と程度を表す副詞。
ここだ こんなにも多く・たいそう
同じ系統の語として覚える。
此処ら このあたり
場所を指す同音の別語と区別する。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「ここら」実践例文

1 数や量の多さ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「ここらの人、集まりたり。」

【現代語訳】 大勢の人が、集まっている。
判別のコツ:「人」の数量を述べています。「このあたりの人」と機械的に置き換えません。
2 程度の強さ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「別れを、ここら悲しむ。」

【現代語訳】 別れを、たいそう悲しむ。
判別のコツ:後ろの「悲しむ」が、感情の強さを読む手がかりです。人の人数を数える文ではありません。
ORETAN 実践トレーニング

古文単語「ここら」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「ここら」の総まとめチェックリスト

1 数や量の多さ 「人」の数量を述べています。「このあたりの人」と機械的に置き換えません。
2 程度の強さ 後ろの「悲しむ」が、感情の強さを読む手がかりです。人の人数を数える文ではありません。
③ 品詞は「副詞」 副詞は活用しません。後ろの動作や判断をどのように説明しているかを読み、数量・程度・納得などの意味を文脈に応じて確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「幾許」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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