こころう
押さえたい重要古語 動詞・ア行下二段活用 理解する・納得する・わきまえる/用心する・気をつける・覚悟する 意味・文法・クイズで学ぶ
意味をのみこみ、必要な心構えをする

こころう(心得)【古文】の意味を総まとめ!
「理解・納得 / 注意・心構え」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「こころう(心得)」。 まずは、「①理解・納得」と、「②注意・心構え」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 理解・納得
理解する・納得する・わきまえる
②
ポイント② 注意・心構え
用心する・気をつける・覚悟する
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

心得 (動詞・ア行下二段活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「意味をのみこみ、必要な心構えをする」

文章を理解して返事をする姿と、物を落とさないよう注意する姿を並べます。対象を理解することから、行動への心構えまで広がる用法を整理します。
こころう
01 / Core Meanings

「こころう」の意味・用法マップ

理解・納得 / 注意・心構えを文脈から理解する

学習イメージ:意味をのみこみ、必要な心構えをする

文脈に合わせて、「理解・納得」と「注意・心構え」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 理解・納得 📖 POINT 1

理解する・納得する・わきまえる

主な文脈:意味や事情をのみこむ場面

物事の意味や、その場の事情を理解することです。何の意味がわかったのか、対象を前の言葉から確かめます。「理解・納得」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「文の心をこころえて、返り事す。」

訳:文章の意味を理解して、返事をする。

ポイント2 注意・心構え 📖 POINT 2

用心する・気をつける・覚悟する

主な文脈:失敗を防ごうと気を配る場面

事情を踏まえて、注意や心構えをする意味です。「理解する」とだけ訳すより、行動に応じて用心すると整える場面があります。「注意・心構え」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「物の落ちぬやう、こころえて運ぶ。」

訳:物が落ちないよう、用心して運ぶ。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「こころう」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「こころう」の対象と前後を確かめよう

1 意味や事情をのみこむ場面

👉 理解・納得

「文の心」が理解する内容です。文章の字面だけでなく、意味をのみこんでいます。

2 失敗を防ごうと気を配る場面

👉 注意・心構え

落とさないよう注意して運ぶという目的が、「用心する」の手がかりです。

現代語訳で押さえたいポイント

「こころう」の訳を文脈で選ぶ

「承知する・引き受ける」「芸事などを会得している」の用法もあります。現代語の「心得る」と意味はつながりますが、古文の終止形と活用は区別しましょう。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 意味をのみこみ、必要な心構えをする
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「こころう」の漢字と覚え方

意味をのみこみ、必要な心構えをする

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「意味をのみこみ、必要な心構えをする」!

文章を理解して返事をする姿と、物を落とさないよう注意する姿を並べます。対象を理解することから、行動への心構えまで広がる用法を整理します。

意味をのみこみ、必要な心構えをする
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
こころう
理解・納得 / 注意・心構え

補足:「承知する・引き受ける」「芸事などを会得している」の用法もあります。現代語の「心得る」と意味はつながりますが、古文の終止形と活用は区別しましょう。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「こころう」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「文の心をこころえて、返り事す。」 = 文章の意味を理解して、返事をする。
2「物の落ちぬやう、こころえて運ぶ。」 = 物が落ちないよう、用心して運ぶ。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「こころう、
意味をのみこみ、必要な心構えをする!」

04 / Grammar & Usage

「こころう」の文法と関連語の違い

動詞・ア行下二段活用と、混同しやすい語を確認

「こころう」の文法整理

品詞:動詞・ア行下二段活用
① 動詞の活用の形

未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、こころえ/こころえ/こころう/こころうる/こころうれ/こころえよ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。

② 用法を読むポイント

ア行下二段活用で、「こころえ・こころえ・こころう・こころうる・こころうれ・こころえよ」。連体形は「こころうる」です。「こころう」を四段活用や、形容詞「こころうし」と混同しません。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

こころう(心得) 理解・承知・用心・会得等
ア行下二段活用の動詞。
こころうし(心憂し) つらい・不愉快だ
ク活用の形容詞で、別の語。
さとる 理解する・気づく等
何を理解するかを読む関連動詞。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「こころう」実践例文

1 理解・納得(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「文の心をこころえて、返り事す。」

【現代語訳】文章の意味を 理解して、返事をする。
判別のコツ:「文の心」が理解する内容です。文章の字面だけでなく、意味をのみこんでいます。
2 注意・心構え(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「物の落ちぬやう、こころえて運ぶ。」

【現代語訳】 物が落ちないよう、用心して運ぶ。
判別のコツ:落とさないよう注意して運ぶという目的が、「用心する」の手がかりです。
ORETAN 実践トレーニング

古文単語「こころう」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「こころう」の総まとめチェックリスト

1 理解・納得 「文の心」が理解する内容です。文章の字面だけでなく、意味をのみこんでいます。
2 注意・心構え 落とさないよう注意して運ぶという目的が、「用心する」の手がかりです。
③ 品詞は「動詞・ア行下二段活用」 未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、こころえ/こころえ/こころう/こころうる/こころうれ/こころえよ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「心得る」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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