まねぶ
押さえたい重要古語 動詞・バ行四段活用を中心に扱う まねをする・そのまま伝える/教わって習得する 意味・文法・クイズで学ぶ
見聞きしたことを取り込み、自分の言動にする

まねぶ(学ぶ・真似ぶ)【古文】の意味を総まとめ!
「まねをする・そのまま伝える / 教わって習得する」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「まねぶ(学ぶ・真似ぶ)」。まずは、「①まねをする・そのまま伝える」と、「②教わって習得する」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 見聞きしたものの再現
まねをする・そのまま伝える
②
ポイント② 技芸や学問の習得
教わって習得する
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

学ぶ・真似ぶ(動詞・バ行四段活用を中心に扱う)

意味をつなぐ学習イメージ

「見聞きしたことを取り込み、自分の言動にする」

再現・語り伝えか、知識や技の習得かを読む
まねぶ
01 / Core Meanings

「まねぶ」の意味・用法マップ

見聞きしたものの再現と技芸や学問の習得を読み比べる

学習の手がかり:見聞きしたことを取り込み、自分の言動にする

見聞きしたものの再現の場面では「まねをする・そのまま伝える」、技芸や学問の習得の場面では「教わって習得する」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 見聞きしたものの再現 ① POINT

まねをする・そのまま伝える

主な文脈:見聞きしたものの再現

声・身ぶりをまねるほか、見聞きした出来事をそのまま他人に語ることを表します。「まねをする・そのまま伝える」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「童、鳥の声をまねぶ。」

訳:子どもが、鳥の声をまねする。

ポイント② 技芸や学問の習得 ② POINT

教わって習得する

主な文脈:技芸や学問の習得

教えを受け、学問や技芸などを身に付けることを表します。「教わって習得する」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「師に付きて琴をまねぶ。」

訳:師について琴を習う。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「まねぶ」の訳し分け

再現・語り伝えか、知識や技の習得かを読む

!
読解で使うチェックポイント

「まねぶ」の前後にある言葉を確かめよう

① 見聞きしたものの再現

👉「まねをする・そのまま伝える」

声・身ぶりをまねるほか、見聞きした出来事をそのまま他人に語ることを表します。

② 技芸や学問の習得

👉「教わって習得する」

教えを受け、学問や技芸などを身に付けることを表します。

現代語訳で押さえたいポイント

「まねぶ」は文脈とセットで!

現代語の「勉強する」だけでは読めません。他人の声や様子をまねる、見聞きしたとおりに語る、という意味もあります。相手の言葉をそのまま伝える場面にも注意します。

訳語を選ぶときの合言葉
再現・語り伝えか、知識や技の習得かを読む
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「まねぶ」の成り立ちと覚え方

まねぶ=再現する、伝える、習得する

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「学ぶ・真似ぶ」。

「学ぶ」と「真似ぶ」の表記を、学習と模倣を結び付ける手がかりにします。二つの現代語の意味を、そのまま厳密な古語の区分とは考えません。

見聞きしたものの再現
まねをする・そのまま伝える
➔
まねぶ
教わって習得する

古くはバ行上二段の活用もあります。ここで示す例文と活用は、バ行四段を中心に整理しています。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「まねぶ」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「童、鳥の声をまねぶ。」 = 子どもが、鳥の声をまねする。
②「師に付きて琴をまねぶ。」 = 師について琴を習う。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「まねぶ、
まねぶ=再現する、伝える、習得する!」

04 / Grammar & Usage

「まねぶ」の文法と似た表現の整理

動詞・バ行四段活用を中心に扱うを中心に、形と意味を確かめる

「まねぶ」の文法整理

品詞:動詞・バ行四段活用を中心に扱う
① 中心となるバ行四段活用

まねば・まねび・まねぶ・まねぶ・まねべ・まねべ、と活用します。古い用例には上二段活用もあるため、すべてを一律には扱いません。

② そのまま語り伝える意味

見聞きした話を再現して相手に伝える場合にも用います。対象が声なのか、話なのか、学問なのかを確認します。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

声をまねぶ 模倣の場面
聞いた音声を再現することです。
見し事をまねぶ 伝達の場面
見たことをそのまま語り伝える読みを考えます。
師についてまねぶ 習得の場面
教えを受けて身に付ける意味です。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「まねぶ」実践例文

① 見聞きしたものの再現(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「童、鳥の声をまねぶ。」

【現代語訳】子どもが、鳥の声を まねする。
判別のコツ:鳥の声を再現する場面なので、模倣の意味です。
② 技芸や学問の習得(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「師に付きて琴をまねぶ。」

【現代語訳】師について琴を習う。
判別のコツ:師から技芸を教わる場面なので、習得の意味です。
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古文単語「まねぶ」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「まねぶ」の総まとめチェックリスト

① 見聞きしたものの再現を確認声・身ぶりをまねるほか、見聞きした出来事をそのまま他人に語ることを表します。
② 技芸や学問の習得を確認教えを受け、学問や技芸などを身に付けることを表します。
③ 動詞・バ行四段活用を中心に扱うまねぶ=再現する、伝える、習得する

参考:小学館の辞書「学ぶ」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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