まほなり(真秀なり・真面なり)【古文】の意味を総まとめ!
「完全だ・十分だ / まともだ・直接だ」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「まほなり(真秀なり・真面なり)」。
まずは、「①完全だ・十分だ」と、「②まともだ・直接だ」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
真秀なり・真面なり(形容動詞・ナリ活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「欠けずに整っていることから、正面・正式なあり方へ」
十分さを述べるのか、向き合い方を述べるのかを読む
「まほなり」の意味・用法マップ
条件が整っていると正面から向き合うを読み比べる
条件が整っているの場面では「完全だ・十分だ」、正面から向き合うの場面では「まともだ・直接だ」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
完全だ・十分だ
主な文脈:条件が整っている
必要な条件がそろい、完全・十分であることを表します。「完全だ・十分だ」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「このわざ、なほまほならず。」
訳:この技は、まだ十分ではない。
まともだ・直接だ
主な文脈:正面から向き合う
正面から向き合うことや、隔てなく直接に接することを表します。態度をまともにする文脈にも用います。「まともだ・直接だ」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「人の顔にまほに向かひて語る。」
訳:人の顔に正面から向き合って話す。
文脈から選ぶ!「まほなり」の訳し分け
十分さを述べるのか、向き合い方を述べるのかを読む
「まほなり」の前後にある言葉を確かめよう
👉「完全だ・十分だ」
必要な条件がそろい、完全・十分であることを表します。
👉「まともだ・直接だ」
正面から向き合うことや、隔てなく直接に接することを表します。態度をまともにする文脈にも用います。
「まほなり」は文脈とセットで!
いつも「完全だ」だけでは読めません。「まほに向かふ」なら正面から直接向き合う意味も考えます。また、本格的・正式という意味にも使われます。
イメージで覚える!「まほなり」の成り立ちと覚え方
まほなり=十分に整う、正面から向き合う
覚える手がかりは「真秀なり・真面なり」。
「真秀」の表記と、欠けたところのない状態を結び付けて覚えます。「かたほなり」と対にして、完全か不十分かを整理できます。
「まほならず」は打消を伴います。完全・十分ではない、と後ろまで含めて読みましょう。
声に出して確認する「まほなり」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「まほなり、
まほなり=十分に整う、正面から向き合う!」
「まほなり」の文法と似た表現の整理
形容動詞・ナリ活用を中心に、形と意味を確かめる
「まほなり」の文法整理
品詞:形容動詞・ナリ活用まほなら・まほなり(まほに)・まほなり・まほなる・まほなれ・まほなれ、と活用します。
詳しい記録などを評して、正式・本格的であるという意味にも使います。否定されているかも合わせて確認します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「まほなり」実践例文
「このわざ、なほまほならず。」
「人の顔にまほに向かひて語る。」
古文単語「まほなり」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「まほなり」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「真秀」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
