まどふ(惑ふ)【古文】の意味を総まとめ!
「迷う・途方に暮れる / ひどく〜する・慌てて〜する」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「まどふ(惑ふ)」。
まずは、「①迷う・途方に暮れる」と、「②ひどく〜する・慌てて〜する」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
惑ふ(動詞・ハ行四段活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「どうすればよいか分からず、心や動きが落ち着かない」
単独で迷うのか、前の動詞の激しさを表すのかを読む
「まどふ」の意味・用法マップ
判断や行動が定まらないと動詞に付く強い動作を読み比べる
判断や行動が定まらないの場面では「迷う・途方に暮れる」、動詞に付く強い動作の場面では「ひどく〜する・慌てて〜する」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
迷う・途方に暮れる
主な文脈:判断や行動が定まらない
進む道や判断が定まらないこと、驚いてうろたえることを表します。「迷う・途方に暮れる」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「行くべき道を知らず、まどふ。」
訳:行くべき道が分からず、途方に暮れる。
ひどく〜する・慌てて〜する
主な文脈:動詞に付く強い動作
ほかの動詞の連用形に付き、その動作が激しいことや、慌てて行うことを表します。「ひどく〜する・慌てて〜する」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「大きなる音に驚き、逃げまどふ。」
訳:大きな音に驚き、慌てて逃げる。
文脈から選ぶ!「まどふ」の訳し分け
単独で迷うのか、前の動詞の激しさを表すのかを読む
「まどふ」の前後にある言葉を確かめよう
👉「迷う・途方に暮れる」
進む道や判断が定まらないこと、驚いてうろたえることを表します。
👉「ひどく〜する・慌てて〜する」
ほかの動詞の連用形に付き、その動作が激しいことや、慌てて行うことを表します。
「まどふ」は文脈とセットで!
道に迷うだけではなく、心が乱れる・うろたえる・苦しむなどにも使われます。動詞の後ろに付くときは、必ず「道に迷う」と訳すと不自然です。髪が乱れる用法もあります。
イメージで覚える!「まどふ」の成り立ちと覚え方
まどふ=迷う・うろたえる、動詞のあとでは激しさ
覚える手がかりは「惑ふ」。
「惑」の字から、心が落ち着かず方向を決められない様子を思い浮かべます。これは用法をつなぐ学習イメージです。
「まどゐ(円居)」とは別の語です。活用は「まどは・まどひ・まどふ・まどふ・まどへ・まどへ」です。
声に出して確認する「まどふ」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「まどふ、
まどふ=迷う・うろたえる、動詞のあとでは激しさ!」
「まどふ」の文法と似た表現の整理
動詞・ハ行四段活用を中心に、形と意味を確かめる
「まどふ」の文法整理
品詞:動詞・ハ行四段活用未然形「まどは」、連用形「まどひ」、終止形・連体形「まどふ」、已然形・命令形「まどへ」です。
「思ひまどふ」「逃げまどふ」などでは、前の動作がひどい・慌ただしいという意味を読み取ります。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「まどふ」実践例文
「行くべき道を知らず、まどふ。」
「大きなる音に驚き、逃げまどふ。」
古文単語「まどふ」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「まどふ」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「惑う」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
