なほし
押さえたい重要古語 名詞 貴族男子の平服/着用場面を読む手がかり 意味・文法・クイズで学ぶ
貴族男性の装いを表す、衣服の名前

なほし(直衣)【古文】の意味を総まとめ!
「貴族男子の平服 / 着用場面を読む手がかり」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「なほし(直衣)」。まずは、「①貴族男子の平服」と、「②着用場面を読む手がかり」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 衣服の名称
貴族男子の平服
②
ポイント② 直衣姿の描写
着用場面を読む手がかり
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

直衣(名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「貴族男性の装いを表す、衣服の名前」

「直衣」の表記を確認し、着る人と場面を読む
なほし
01 / Core Meanings

「なほし」の意味・用法マップ

衣服の名称と直衣姿の描写を読み比べる

学習の手がかり:貴族男性の装いを表す、衣服の名前

衣服の名称の場面では「貴族男子の平服」、直衣姿の描写の場面では「着用場面を読む手がかり」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 衣服の名称 ① POINT

貴族男子の平服

主な文脈:衣服の名称

天皇・親王・公卿などが用いた、袍の一種の平服です。「貴族男子の平服」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「君は、白きなほしを着給ふ。」

訳:その方は、白い直衣という平服をお召しになる。

ポイント② 直衣姿の描写 ② POINT

着用場面を読む手がかり

主な文脈:直衣姿の描写

「なほし姿」などの表現から、人物の服装を具体的に思い浮かべます。「着用場面を読む手がかり」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「若き君のなほし姿、いと清げなり。」

訳:若い公達の直衣を着た姿は、とてもきれいである。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「なほし」の訳し分け

「直衣」の表記を確認し、着る人と場面を読む

!
読解で使うチェックポイント

「なほし」の前後にある言葉を確かめよう

① 衣服の名称

👉「貴族男子の平服」

天皇・親王・公卿などが用いた、袍の一種の平服です。

② 直衣姿の描写

👉「着用場面を読む手がかり」

「なほし姿」などの表現から、人物の服装を具体的に思い浮かべます。

現代語訳で押さえたいポイント

「なほし」は文脈とセットで!

「なほし」は、ここでは衣服の名称です。動詞「直す」の連用形「直し」や、形容詞「なほなほし」と混同しないようにします。平服でも、現代の寝間着と同じものではありません。

訳語を選ぶときの合言葉
「直衣」の表記を確認し、着る人と場面を読む
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「なほし」の成り立ちと覚え方

なほし=直衣、貴族男性の平服

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「直衣」。

「直衣」と書く衣服の名です。古文の「なほし」に対して、現代には「のうし」という読みが定着しています。表記と衣服のイメージを結び付けましょう。

衣服の名称
貴族男子の平服
➔
なほし
着用場面を読む手がかり

ここでは1つの意味を、衣服そのものと着用場面の2つの観点で学びます。一定の許可を受けた参内で着る場合もあり、常に私室用と限定はできません。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「なほし」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「君は、白きなほしを着給ふ。」 = その方は、白い直衣という平服をお召しになる。
②「若き君のなほし姿、いと清げなり。」 = 若い公達の直衣を着た姿は、とてもきれいである。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「なほし、
なほし=直衣、貴族男性の平服!」

04 / Grammar & Usage

「なほし」の文法と似た表現の整理

名詞を中心に、形と意味を確かめる

「なほし」の文法整理

品詞:名詞
① 活用しない名詞

「なほしを着る」「なほしの袖」のように、衣服を表す名詞として助詞が付きます。「し」で終わっていても形容詞ではありません。

② 「なほし」と「直し」を区別

衣服の表記は「直衣」です。「直す」の連用形「直し」なら、何を修理するのかという動作の文になります。前後の語で識別します。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

なほし(直衣) 衣服の名称
貴族男性の平服を表す名詞です。
のうし 現代の読み
同じ「直衣」を読むときに用いられます。
なほなほし 別の形容詞
普通だ・品がないという評価語で、衣服名とは別です。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「なほし」実践例文

① 衣服の名称(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「君は、白きなほしを着給ふ。」

【現代語訳】その方は、白い 直衣という平服をお召しになる。
判別のコツ:「着給ふ」と結び付く衣服の名です。何かを修理したという動詞ではありません。
② 直衣姿の描写(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「若き君のなほし姿、いと清げなり。」

【現代語訳】若い公達の直衣を着た姿は、とてもきれいである。
判別のコツ:衣服名に「姿」が付き、直衣を着た外見を表します。2枚目も衣服の同じ意味を使っています。
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古文単語「なほし」の総まとめチェックリスト

① 衣服の名称を確認天皇・親王・公卿などが用いた、袍の一種の平服です。
② 直衣姿の描写を確認「なほし姿」などの表現から、人物の服装を具体的に思い浮かべます。
③ 名詞なほし=直衣、貴族男性の平服

参考:小学館の辞書「直衣」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。小学館の辞書「直衣姿」(コトバンク)。

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