さるべき(然るべき)【古文】の意味を総まとめ!
「場面にふさわしい / そうなるべき定め」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「さるべき(然るべき)」。
まずは、「①場面にふさわしい」と、「②そうなるべき定め」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
然るべき (連語)
意味をつなぐ学習イメージ
「場に合うことと、定められた巡り合わせ」
適切な機会を選ぶ場面と、出会いを縁と感じる場面を並べます。
「さるべき」の意味・用法マップ
場面にふさわしい / そうなるべき定めを文脈から理解する
文脈に合わせて、「場面にふさわしい」と「そうなるべき定め」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。
適当な・ふさわしい
主な文脈:時機・人物・場所の適切さをいう場面
その事柄に合った、しかるべき条件を満たすことを表します。「場面にふさわしい」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「さるべき折に、申し出でよ。」
訳:適当な機会に、申し出なさい。
そうなるはずの・前世からの
主な文脈:縁や契りを述べる場面
そのようになるのが当然の定めであるという意味で、縁や宿縁を述べます。「そうなるべき定め」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「めぐり逢ふも、さるべき契りなり。」
訳:めぐり逢うのも、そうなるはずの縁である。
文脈から選ぶ!「さるべき」の読み取りルール
何を述べ、どんな状況で使われているかを見る
「さるべき」の対象と前後を確かめよう
👉 場面にふさわしい
申し出るのに合う機会を選ぶよう求めています。
👉 そうなるべき定め
「契り」が、巡り合わせや定めを読む手がかりです。
「さるべき」の訳を文脈で選ぶ
「さるべき人」のように「立派な・れっきとした」の意味になることもあります。「べき」を常に義務の「〜しなければならない」とだけ訳しません。
イメージで覚える!「さるべき」の漢字と覚え方
場に合うことと、定められた巡り合わせ
覚える手がかりは「場に合うことと、定められた巡り合わせ」!
適切な機会を選ぶ場面と、出会いを縁と感じる場面を並べます。
補足:「さるべき人」のように「立派な・れっきとした」の意味になることもあります。「べき」を常に義務の「〜しなければならない」とだけ訳しません。
声に出して覚える「さるべき」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「さるべき、
場に合うことと、定められた巡り合わせ!」
「さるべき」の文法と関連語の違い
連語と、混同しやすい語を確認
「さるべき」の文法整理
品詞:連語「さる」はラ変動詞「さり」の連体形、「べき」は助動詞「べし」の連体形です。「べし」はラ変型には連体形に接続します。
「さり」の連体形「さる」+助動詞「べし」の連体形「べき」です。ラ変型の語に付く「べし」は連体形接続で、「さりべし」とはしません。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「さるべき」実践例文
「さるべき折に、申し出でよ。」
「めぐり逢ふも、さるべき契りなり。」
古文単語「さるべき」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「さるべき」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『デジタル大辞泉』「然るべし」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
