さるべき
押さえたい重要古語 連語 適当な・ふさわしい/そうなるはずの・前世からの 意味・文法・クイズで学ぶ
場に合うことと、定められた巡り合わせ

さるべき(然るべき)【古文】の意味を総まとめ!
「場面にふさわしい / そうなるべき定め」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「さるべき(然るべき)」。 まずは、「①場面にふさわしい」と、「②そうなるべき定め」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 場面にふさわしい
適当な・ふさわしい
②
ポイント② そうなるべき定め
そうなるはずの・前世からの
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

然るべき (連語)

意味をつなぐ学習イメージ

「場に合うことと、定められた巡り合わせ」

適切な機会を選ぶ場面と、出会いを縁と感じる場面を並べます。
さるべき
01 / Core Meanings

「さるべき」の意味・用法マップ

場面にふさわしい / そうなるべき定めを文脈から理解する

学習イメージ:場に合うことと、定められた巡り合わせ

文脈に合わせて、「場面にふさわしい」と「そうなるべき定め」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 場面にふさわしい 📖 POINT 1

適当な・ふさわしい

主な文脈:時機・人物・場所の適切さをいう場面

その事柄に合った、しかるべき条件を満たすことを表します。「場面にふさわしい」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「さるべき折に、申し出でよ。」

訳:適当な機会に、申し出なさい。

ポイント2 そうなるべき定め 📖 POINT 2

そうなるはずの・前世からの

主な文脈:縁や契りを述べる場面

そのようになるのが当然の定めであるという意味で、縁や宿縁を述べます。「そうなるべき定め」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「めぐり逢ふも、さるべき契りなり。」

訳:めぐり逢うのも、そうなるはずの縁である。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「さるべき」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「さるべき」の対象と前後を確かめよう

1 時機・人物・場所の適切さをいう場面

👉 場面にふさわしい

申し出るのに合う機会を選ぶよう求めています。

2 縁や契りを述べる場面

👉 そうなるべき定め

「契り」が、巡り合わせや定めを読む手がかりです。

現代語訳で押さえたいポイント

「さるべき」の訳を文脈で選ぶ

「さるべき人」のように「立派な・れっきとした」の意味になることもあります。「べき」を常に義務の「〜しなければならない」とだけ訳しません。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 場に合うことと、定められた巡り合わせ
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「さるべき」の漢字と覚え方

場に合うことと、定められた巡り合わせ

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「場に合うことと、定められた巡り合わせ」!

適切な機会を選ぶ場面と、出会いを縁と感じる場面を並べます。

場に合うことと、定められた巡り合わせ
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
さるべき
場面にふさわしい / そうなるべき定め

補足:「さるべき人」のように「立派な・れっきとした」の意味になることもあります。「べき」を常に義務の「〜しなければならない」とだけ訳しません。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「さるべき」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「さるべき折に、申し出でよ。」 = 適当な機会に、申し出なさい。
2「めぐり逢ふも、さるべき契りなり。」 = めぐり逢うのも、そうなるはずの縁である。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「さるべき、
場に合うことと、定められた巡り合わせ!」

04 / Grammar & Usage

「さるべき」の文法と関連語の違い

連語と、混同しやすい語を確認

「さるべき」の文法整理

品詞:連語
① 「さる」+「べき」の組合せ

「さる」はラ変動詞「さり」の連体形、「べき」は助動詞「べし」の連体形です。「べし」はラ変型には連体形に接続します。

② 用法を読むポイント

「さり」の連体形「さる」+助動詞「べし」の連体形「べき」です。ラ変型の語に付く「べし」は連体形接続で、「さりべし」とはしません。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

さるべき ふさわしい・そうなるはずのなど
人物・時機・縁などの対象を見る。
さる そのような
ラ変動詞「さり」の連体形。
べし 当然・推量・適当など
文脈によって意味を判断する助動詞。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「さるべき」実践例文

1 場面にふさわしい(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「さるべき折に、申し出でよ。」

【現代語訳】 適当な機会に、申し出なさい。
判別のコツ:申し出るのに合う機会を選ぶよう求めています。
2 そうなるべき定め(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「めぐり逢ふも、さるべき契りなり。」

【現代語訳】 めぐり逢うのも、そうなるはずの縁である。
判別のコツ:「契り」が、巡り合わせや定めを読む手がかりです。
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古文単語「さるべき」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「さるべき」の総まとめチェックリスト

1 場面にふさわしい 申し出るのに合う機会を選ぶよう求めています。
2 そうなるべき定め 「契り」が、巡り合わせや定めを読む手がかりです。
③ 品詞は「連語」 「さる」はラ変動詞「さり」の連体形、「べき」は助動詞「べし」の連体形です。「べし」はラ変型には連体形に接続します。

参考:小学館『デジタル大辞泉』「然るべし」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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