しるし
押さえたい重要古語 形容詞・ク活用 明白だ・際立っている/思ったとおり明らかに 意味・文法・クイズで学ぶ
特徴も予想の結果も、はっきり見える

しるし(著し)【古文】の意味を総まとめ!
「はっきり現れる / 予想どおりの結果」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「しるし(著し)」。 まずは、「①はっきり現れる」と、「②予想どおりの結果」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① はっきり現れる
明白だ・際立っている
②
ポイント② 予想どおりの結果
思ったとおり明らかに
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

著し (形容詞・ク活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「特徴も予想の結果も、はっきり見える」

雪上の足跡と、見込んだとおりの雨を対にします。
しるし
01 / Core Meanings

「しるし」の意味・用法マップ

はっきり現れる / 予想どおりの結果を文脈から理解する

学習イメージ:特徴も予想の結果も、はっきり見える

文脈に合わせて、「はっきり現れる」と「予想どおりの結果」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 はっきり現れる 📖 POINT 1

明白だ・際立っている

主な文脈:特徴や違いが明瞭に見える場面

ある性質や兆しが、見分けられるほどはっきり現れることです。「はっきり現れる」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「雪の上に、足跡いとしるし。」

訳:雪の上に、足跡がとてもはっきりしている。

ポイント2 予想どおりの結果 📖 POINT 2

思ったとおり明らかに

主な文脈:「〜もしるく」の形で見込みと結果を結ぶ場面

思ったことや聞いたことが、結果としてはっきり表れる用法です。「予想どおりの結果」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「雨降らむと思ひしもしるく、ほどなく降り出でぬ。」

訳:雨が降るだろうと思ったとおりに、まもなく降り出した。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「しるし」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「しるし」の対象と前後を確かめよう

1 特徴や違いが明瞭に見える場面

👉 はっきり現れる

跡の見え方を述べているので、形容詞の意味です。

2 「〜もしるく」の形で見込みと結果を結ぶ場面

👉 予想どおりの結果

予想した雨が実際に降ったことを述べています。

現代語訳で押さえたいポイント

「しるし」の訳を文脈で選ぶ

名詞の「しるし(印・験)」には、目印・証拠・効果・効験などの意味があります。「しるしあり」のような名詞の用法を、形容詞「著し」と混同しないことが大切です。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 特徴も予想の結果も、はっきり見える
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「しるし」の漢字と覚え方

特徴も予想の結果も、はっきり見える

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「特徴も予想の結果も、はっきり見える」!

雪上の足跡と、見込んだとおりの雨を対にします。

特徴も予想の結果も、はっきり見える
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
しるし
はっきり現れる / 予想どおりの結果

補足:名詞の「しるし(印・験)」には、目印・証拠・効果・効験などの意味があります。「しるしあり」のような名詞の用法を、形容詞「著し」と混同しないことが大切です。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「しるし」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「雪の上に、足跡いとしるし。」 = 雪の上に、足跡がとてもはっきりしている。
2「雨降らむと思ひしもしるく、ほどなく降り出でぬ。」 = 雨が降るだろうと思ったとおりに、まもなく降り出した。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「しるし、
特徴も予想の結果も、はっきり見える!」

04 / Grammar & Usage

「しるし」の文法と関連語の違い

形容詞・ク活用と、混同しやすい語を確認

「しるし」の文法整理

品詞:形容詞・ク活用
① ク活用の形

連用形「しるく」、終止形「しるし」、連体形「しるき」、已然形「しるけれ」。カリ活用では「しるから・しるかり・しるかる」などの形になります。

② 用法を読むポイント

形容詞「著し」はク活用で「しるく・しるし・しるき・しるけれ」。名詞の「しるし」は活用しません。後ろに「あり」があるか、文をどう修飾しているかも手がかりにします。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

しるし(著し) はっきりしている
ク活用の形容詞。
しるし(印・験) 目印・効果など
活用しない名詞。
けざやかなり 際立ってはっきりしている
ナリ活用の形容動詞と比べる。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「しるし」実践例文

1 はっきり現れる(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「雪の上に、足跡いとしるし。」

【現代語訳】雪の上に、足跡がとても はっきりしている。
判別のコツ:跡の見え方を述べているので、形容詞の意味です。
2 予想どおりの結果(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「雨降らむと思ひしもしるく、ほどなく降り出でぬ。」

【現代語訳】 雨が降るだろうと思ったとおりに、まもなく降り出した。
判別のコツ:予想した雨が実際に降ったことを述べています。
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古文単語「しるし」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「しるし」の総まとめチェックリスト

1 はっきり現れる 跡の見え方を述べているので、形容詞の意味です。
2 予想どおりの結果 予想した雨が実際に降ったことを述べています。
③ 品詞は「形容詞・ク活用」 連用形「しるく」、終止形「しるし」、連体形「しるき」、已然形「しるけれ」。カリ活用では「しるから・しるかり・しるかる」などの形になります。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「著し」 / 小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「印」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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