とのゐ
押さえたい重要古語 名詞 宮中などで夜に勤めること/貴人のそばで夜を過ごすこと 意味・文法・クイズで学ぶ
宮中にとどまり、夜を通して仕える

とのゐ(宿直・殿居)【古文】の意味を総まとめ!
「宮中などで夜に勤めること / 貴人のそばで夜を過ごすこと」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「とのゐ(宿直・殿居)」。まずは、「①宮中などで夜に勤めること」と、「②貴人のそばで夜を過ごすこと」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 泊まりの勤務・警護
宮中などで夜に勤めること
②
ポイント② 貴人への夜間の奉仕
貴人のそばで夜を過ごすこと
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

宿直・殿居(名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「宮中にとどまり、夜を通して仕える」

誰が、どこで、誰に仕える夜なのかを読む
とのゐ
01 / Core Meanings

「とのゐ」の意味・用法マップ

泊まりの勤務・警護と貴人への夜間の奉仕を読み比べる

学習の手がかり:宮中にとどまり、夜を通して仕える

泊まりの勤務・警護の場面では「宮中などで夜に勤めること」、貴人への夜間の奉仕の場面では「貴人のそばで夜を過ごすこと」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 泊まりの勤務・警護 ① POINT

宮中などで夜に勤めること

主な文脈:泊まりの勤務・警護

宮廷や役所に泊まり、仕事や警護に当たることを表します。「宮中などで夜に勤めること」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「今宵は宮中にとのゐして、門を守る。」

訳:今夜は宮中で宿直して、門を守る。

ポイント② 貴人への夜間の奉仕 ② POINT

貴人のそばで夜を過ごすこと

主な文脈:貴人への夜間の奉仕

夜に貴人の近くに侍することを表し、女性の寝所への近侍も含みます。「貴人のそばで夜を過ごすこと」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「女御、帝の御前にとのゐし給ふ。」

訳:女御は、天皇のおそばで夜の奉仕をなさる。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「とのゐ」の訳し分け

誰が、どこで、誰に仕える夜なのかを読む

!
読解で使うチェックポイント

「とのゐ」の前後にある言葉を確かめよう

① 泊まりの勤務・警護

👉「宮中などで夜に勤めること」

宮廷や役所に泊まり、仕事や警護に当たることを表します。

② 貴人への夜間の奉仕

👉「貴人のそばで夜を過ごすこと」

夜に貴人の近くに侍することを表し、女性の寝所への近侍も含みます。

現代語訳で押さえたいポイント

「とのゐ」は文脈とセットで!

単に「家で眠ること」ではありません。宮中などでの夜間の勤務が中心です。天皇の寝所へ女性が近侍する文脈では、夜の奉仕という意味になります。

訳語を選ぶときの合言葉
誰が、どこで、誰に仕える夜なのかを読む
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「とのゐ」の成り立ちと覚え方

とのゐ=殿にいて、夜に仕える

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「宿直・殿居」。

辞書では「殿(との)居(ゐ)」の意味と説明されます。「殿にいる」ことを、夜の勤務と結び付けて覚えましょう。

泊まりの勤務・警護
宮中などで夜に勤めること
➔
とのゐ
貴人のそばで夜を過ごすこと

「御とのゐ」は敬意を添えた表現です。担い手や場面を見て、警護か寝所への近侍かを読み分けます。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「とのゐ」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「今宵は宮中にとのゐして、門を守る。」 = 今夜は宮中で宿直して、門を守る。
②「女御、帝の御前にとのゐし給ふ。」 = 女御は、天皇のおそばで夜の奉仕をなさる。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「とのゐ、
とのゐ=殿にいて、夜に仕える!」

04 / Grammar & Usage

「とのゐ」の文法と似た表現の整理

名詞を中心に、形と意味を確かめる

「とのゐ」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞と「す」

「とのゐ」自体は名詞で、活用しません。「とのゐす」は名詞にサ変動詞「す」が付いた形です。

② 歴史的仮名遣い

見出しの「ゐ」は現代の読みでは「い」です。「とのゐ」を「しゅくちょく」とだけ読まず、古語の読みも確認します。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

とのゐ 古語の読み
宿直という表記でも「とのい」と読みます。
とのゐす 名詞+サ変動詞
夜の勤務や奉仕をする、という動作になります。
御とのゐ 敬意のある表現
「御」が付いても、夜に仕えるという核は共通です。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「とのゐ」実践例文

① 泊まりの勤務・警護(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「今宵は宮中にとのゐして、門を守る。」

【現代語訳】今夜は宮中で 宿直して、門を守る。
判別のコツ:門を守るという仕事が示され、泊まりの警護と分かります。
② 貴人への夜間の奉仕(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「女御、帝の御前にとのゐし給ふ。」

【現代語訳】女御は、天皇のおそばで夜の奉仕をなさる。
判別のコツ:女御が帝の御前に近侍する場面です。警備の当番と一律に訳さないようにします。
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古文単語「とのゐ」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「とのゐ」の総まとめチェックリスト

① 泊まりの勤務・警護を確認宮廷や役所に泊まり、仕事や警護に当たることを表します。
② 貴人への夜間の奉仕を確認夜に貴人の近くに侍することを表し、女性の寝所への近侍も含みます。
③ 名詞とのゐ=殿にいて、夜に仕える

参考:小学館の辞書「宿直」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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