ものうし(物憂し)【古文】の意味を総まとめ!
「おっくうだ・気が進まない / 憂鬱だ・つらい」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「ものうし(物憂し)」。
まずは、「①おっくうだ・気が進まない」と、「②憂鬱だ・つらい」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
物憂し(形容詞・ク活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「心や体が重く、晴れない」
何かをするのがおっくうなのか、気持ちが沈んでつらいのかを読む。
「ものうし」の意味・用法マップ
行動へのためらいと気分の沈みを読み比べる
行動へのためらいの場面では「おっくうだ・気が進まない」、気分の沈みの場面では「憂鬱だ・つらい」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
おっくうだ・気が進まない
主な文脈:行動へのためらい
出かける・人に会うなどの行動に気が進まず、負担に感じることです。「おっくうだ・気が進まない」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「雨の日は、出づることもものうし。」
訳:雨の日は、出かけることもおっくうだ。
憂鬱だ・つらい
主な文脈:気分の沈み
寂しさや心配などから、なんとなくつらく、心が晴れないことです。「憂鬱だ・つらい」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「友と別れしのち、日々いとものうし。」
訳:友と別れたあと、毎日とても憂鬱だ。
文脈から選ぶ!「ものうし」の訳し分け
何かをするのがおっくうなのか、気持ちが沈んでつらいのかを読む。
「ものうし」の前後にある言葉を確かめよう
👉「おっくうだ・気が進まない」
出かける・人に会うなどの行動に気が進まず、負担に感じることです。
👉「憂鬱だ・つらい」
寂しさや心配などから、なんとなくつらく、心が晴れないことです。
「ものうし」は文脈とセットで!
「もの」はここでは接頭語です。「物がある」という文に分けません。また、必ず病気や激しい苦痛を表すとは限りません。
イメージで覚える!「ものうし」の成り立ちと覚え方
ものうし=するのがおっくう、心が憂鬱。
覚える手がかりは「物憂し」。
「憂し」に接頭語「もの」が付いた語です。漠然と晴れない気分を、気の重さとして覚えると用法をつなげられます。
おっくう・だるいという行動面と、憂鬱・つらいという気持ちの面を確認します。具体的な事情は本文から補います。
声に出して確認する「ものうし」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「ものうし、
ものうし=するのがおっくう、心が憂鬱。!」
「ものうし」の文法と似た表現の整理
形容詞・ク活用を中心に、形と意味を確かめる
「ものうし」の文法整理
品詞:形容詞・ク活用ものうく・ものうし・ものうき・ものうけれの形を押さえます。補助活用の「ものうから」もあります。
「ものうし」で形容詞です。「ものうき日」の「ものうき」は連体形で、名詞「日」を修飾します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「ものうし」実践例文
「雨の日は、出づることもものうし。」
「友と別れしのち、日々いとものうし。」
古文単語「ものうし」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「ものうし」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「物憂い」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
