かいまみる(垣間見る)【古文】の意味を総まとめ!
「こっそり見る / ちらっと見る」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
物語の視線や出会いの場面に現れる動詞「かいまみる(垣間見る)」。
まずは、「①こっそり見る」と、「②ちらっと見る」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
垣間見る (動詞・マ行上一段活用)
意味をつなぐイメージ
「物のすきまから、そっと見る」
「こっそりのぞく」を場面から理解し、マ行上一段活用を確かめる。どこから、何を、どれほど見たのかを確認すると、訳が選びやすくなります。
「かいまみる」の意味・用法マップ
こっそり見るとちらっと見るを文脈から理解する
文脈に合わせて、「こっそり見る」と「ちらっと見る」を確かめます。以下の2枚は、意味と用法を整理するためのカードです。
すきまから、こっそりのぞき見る
主な文脈:垣・戸・物陰などから向こうを見る場面
隔てる物のすきまを通して、向こうの人や様子を見ます。見る側の位置と、見られる側に気付かれているかに注目します。「こっそり見る」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「戸のすきより、人をかいまみる。」
訳:戸のすきまから、人をこっそりのぞき見る。
ちらっと見る・一部をのぞき見る
主な文脈:全体ではなく、姿の一部が見える場面
短い間だけ、または限られた範囲だけ見える場合の訳し方です。すべてをじっくり見た場面として訳さないようにします。「ちらっと見る」と訳せる状況かどうか、対象と人物の気持ちを確かめます。
「垣のすきより花をかいまみて、立ち去る。」
訳:垣のすきまから花をちらっと見て、立ち去る。
文脈から選ぶ!「かいまみる」の訳し分けルール
どこから、何を、どれほど見たのかを確認する
「かいまみる」の対象と前後を確かめよう
👉 こっそり見る
「戸のすきより」が視線の出発点です。「人を」が見る対象を示しています。
👉 ちらっと見る
立ち去るまでの短い動作を想定した創作例です。「かいまみ」は「て」に続く連用形です。
「かいまみる」= 垣の間から見る
「かいまみる」は、物のすきまなどからこっそり見る動作を表します。「見る」と同じマ行上一段活用です。見る時間が短い場合には「ちらっと見る」と訳せますが、いつも見えた内容の全体を知ったとは限りません。
イメージで覚える!「かいまみる」の漢字と覚え方
垣の間から見る
覚える手がかりは「垣の間から見る」!
「垣間」は垣の間、つまりすきまです。「かきまみる」から音が変化した語と説明されます。垣や戸のすきまの向こうを、目でそっと確かめる場面と結び付けましょう。
補足:この2枚のカードは別々の意味を無理に分けたものではなく、「こっそりのぞく」と「一部をちらっと見る」という見方の違いです。具体的な場所や視線の描写に合わせて訳を整えます。
声に出して覚える「かいまみる」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「かいまみる、
すきま・こっそり・ちらっと見る!」
「かいまみる」の文法と関連語の違い
動詞・マ行上一段活用と、混同しやすい語を確認
「かいまみる」の文法整理
品詞:動詞・マ行上一段活用未然「かいまみ」・連用「かいまみ」・終止「かいまみる」・連体「かいまみる」・已然「かいまみれ」・命令「かいまみよ」です。「み」の音が活用の中心となります。
「かいまみて」は連用形+接続助詞「て」です。「かいまみる人」は名詞を修飾するので連体形。同じ「かいまみる」という形でも、文末なら終止形になることがあります。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「かいまみる」実践例文
「戸のすきより、人をかいまみる。」
「垣のすきより花をかいまみて、立ち去る。」
古文単語「かいまみる」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「かいまみる」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「垣間見る」。語義・文法を参照し、本文・現代語訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと例文を使ったクイズは、すべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
