くらゐ
押さえたい重要古語 名詞 帝位・官位・身分の段階/品位・等級・芸の程度 意味・文法・クイズで学ぶ
人の地位と、芸や物事の格

くらゐ(位)【古文】の意味を総まとめ!
「社会の地位 / 物事の格」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「くらゐ(位)」。 まずは、「①社会の地位」と、「②物事の格」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 社会の地位
帝位・官位・身分の段階
②
ポイント② 物事の格
品位・等級・芸の程度
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

位 (名詞)

意味をつなぐ学習イメージ

「人の地位と、芸や物事の格」

帝が位を譲る姿と、格の高い舞を比べます。「位」は、人や物事をどの段階に位置付けるかを読む手がかりになります。
くらゐ
01 / Core Meanings

「くらゐ」の意味・用法マップ

社会の地位 / 物事の格を文脈から理解する

学習イメージ:人の地位と、芸や物事の格

文脈に合わせて、「社会の地位」と「物事の格」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 社会の地位 📖 POINT 1

帝位・官位・身分の段階

主な文脈:即位や譲位、官位を述べる場面

定められた序列の中での地位を表します。天皇や官人の話では、どの地位を指しているのかを確かめます。「社会の地位」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「帝、くらゐを譲り給ふ。」

訳:帝が、帝位をお譲りになる。

ポイント2 物事の格 📖 POINT 2

品位・等級・芸の程度

主な文脈:作品や芸を評価する場面

人の官位に限らず、作品や芸の格・程度も表します。何の優劣や到達した境地を述べているのかを読みます。「物事の格」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「この舞、くらゐ高し。」

訳:この舞は、品格が高い。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「くらゐ」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「くらゐ」の対象と前後を確かめよう

1 即位や譲位、官位を述べる場面

👉 社会の地位

主語が帝で、「譲る」とあるため、ここでは帝位です。

2 作品や芸を評価する場面

👉 物事の格

対象が舞なので、天皇の位ではなく、芸の品位や格を評価しています。

現代語訳で押さえたいポイント

「くらゐ」の訳を文脈で選ぶ

座席・位置などを指す用法もあります。現代語の「十人くらい」のようなおよその数量を示す用法だけに固定せず、名詞として地位や格を述べる文脈を押さえます。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 人の地位と、芸や物事の格
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「くらゐ」の漢字と覚え方

人の地位と、芸や物事の格

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「人の地位と、芸や物事の格」!

帝が位を譲る姿と、格の高い舞を比べます。「位」は、人や物事をどの段階に位置付けるかを読む手がかりになります。

人の地位と、芸や物事の格
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
くらゐ
社会の地位 / 物事の格

補足:座席・位置などを指す用法もあります。現代語の「十人くらい」のようなおよその数量を示す用法だけに固定せず、名詞として地位や格を述べる文脈を押さえます。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「くらゐ」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「帝、くらゐを譲り給ふ。」 = 帝が、帝位をお譲りになる。
2「この舞、くらゐ高し。」 = この舞は、品格が高い。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「くらゐ、
人の地位と、芸や物事の格!」

04 / Grammar & Usage

「くらゐ」の文法と関連語の違い

名詞と、混同しやすい語を確認

「くらゐ」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞と文中の働き

名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

② 用法を読むポイント

この二つの例では名詞です。「くらゐ高し」の「高し」が活用し、「くらゐ」自体は活用しません。歴史的仮名遣いの「ゐ」も確認しましょう。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

くらゐ 地位・品位・等級等
何の段階を述べるかを読む。
きは 身分・程度・端等
身分の意味が重なる場合もある。
ほど 程度・時・身分等
文脈により意味が変わる名詞。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「くらゐ」実践例文

1 社会の地位(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「帝、くらゐを譲り給ふ。」

【現代語訳】帝が、 帝位をお譲りになる。
判別のコツ:主語が帝で、「譲る」とあるため、ここでは帝位です。
2 物事の格(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「この舞、くらゐ高し。」

【現代語訳】 この舞は、品格が高い。
判別のコツ:対象が舞なので、天皇の位ではなく、芸の品位や格を評価しています。
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古文単語「くらゐ」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「くらゐ」の総まとめチェックリスト

1 社会の地位 主語が帝で、「譲る」とあるため、ここでは帝位です。
2 物事の格 対象が舞なので、天皇の位ではなく、芸の品位や格を評価しています。
③ 品詞は「名詞」 名詞は活用しません。前に付く修飾語や、後ろに続く助詞・動詞を手がかりに、文中で何を指すかを確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「位」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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