わたる(渡る)【古文】の意味を総まとめ!
「移る・通る / ずっと〜する・一面に〜する」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「わたる(渡る)」。
まずは、「①移る・通る」と、「②ずっと〜する・一面に〜する」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
渡る(動詞・ラ行四段活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「場所を越えることから、時や範囲に広がる」
単独の移動を表すのか、前の動作・状態の継続や広がりを示すのかを確かめる。
「わたる」の意味・用法マップ
場所を移動すると動作や状態が広がるを読み比べる
場所を移動するの場面では「移る・通る」、動作や状態が広がるの場面では「ずっと〜する・一面に〜する」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。
移る・通る
主な文脈:場所を移動する
川や道を越えるほか、ある場所から別の場所へ移動することを表します。「移る・通る」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。
「姫君、西の対へわたる。」
訳:姫君は、西の対屋へ移る。
ずっと〜する・一面に〜する
主な文脈:動作や状態が広がる
前の動詞などに続き、長く続けることや広い範囲に及ぶことを表します。時間と空間のどちらかを確認します。「ずっと〜する・一面に〜する」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。
「男、年ごろ女をよばひわたる。」
訳:男は、長年その女に求婚し続ける。
文脈から選ぶ!「わたる」の訳し分け
単独の移動を表すのか、前の動作・状態の継続や広がりを示すのかを確かめる。
「わたる」の前後にある言葉を確かめよう
👉「移る・通る」
川や道を越えるほか、ある場所から別の場所へ移動することを表します。
👉「ずっと〜する・一面に〜する」
前の動詞などに続き、長く続けることや広い範囲に及ぶことを表します。時間と空間のどちらかを確認します。
「わたる」は文脈とセットで!
「わたる」を川の横断だけに限定しないようにします。「よばひわたる」などでは継続、「晴れわたる」などでは空間的な広がりを表します。
イメージで覚える!「わたる」の成り立ちと覚え方
わたる=移る。動詞に続けば、ずっと・一面に。
覚える手がかりは「渡る」。
「渡」の表記から、こちらから向こうへ移る姿を学習イメージにし、時間や範囲に及ぶ用法へつなげます。
暮らす・過ごすなどの意味や、敬語としての用法もあります。本動詞か補助的な用法かを文のつながりから確かめます。
声に出して確認する「わたる」の短い学習セット
次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。
「わたる、
わたる=移る。動詞に続けば、ずっと・一面に。!」
「わたる」の文法と似た表現の整理
動詞・ラ行四段活用を中心に、形と意味を確かめる
「わたる」の文法整理
品詞:動詞・ラ行四段活用わたら・わたり・わたる・わたる・わたれ・わたれと活用します。
「よばひわたる」は求婚し続ける、「晴れわたる」は空一面が晴れるなどと読みます。何が続き、何に広がるかを確認します。
3つの表現・形を比べよう
似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。
学習用の創作例で学ぶ!「わたる」実践例文
「姫君、西の対へわたる。」
「男、年ごろ女をよばひわたる。」
古文単語「わたる」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「わたる」の総まとめチェックリスト
参考:小学館の辞書「渡る」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。
