よをすつ
押さえたい重要古語 連語/「捨つ」はタ行下二段活用 出家する/俗世を離れて暮らす 意味・文法・クイズで学ぶ
世俗との関わりを離れる

よをすつ(世を捨つ)【古文】の意味を総まとめ!
「出家する / 俗世を離れて暮らす」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「よをすつ(世を捨つ)」。まずは、「①出家する」と、「②俗世を離れて暮らす」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 仏門に入る場面
出家する
②
ポイント② 隠遁する場面
俗世を離れて暮らす
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

世を捨つ(連語/「捨つ」はタ行下二段活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「世俗との関わりを離れる」

仏門に入るのか、世間を避けて暮らすのかを、後続の行動から読む。
よをすつ
01 / Core Meanings

「よをすつ」の意味・用法マップ

仏門に入る場面と隠遁する場面を読み比べる

学習の手がかり:世俗との関わりを離れる

仏門に入る場面の場面では「出家する」、隠遁する場面の場面では「俗世を離れて暮らす」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 仏門に入る場面 ① POINT

出家する

主な文脈:仏門に入る場面

髪を下ろす・僧になるなどが続けば、仏門に入る意味が明確になります。「出家する」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「髪をおろして、世を捨つ。」

訳:髪を下ろして、出家する。

ポイント② 隠遁する場面 ② POINT

俗世を離れて暮らす

主な文脈:隠遁する場面

山里などへ退き、世間との付き合いを避ける文脈では、隠遁する意味を考えます。「俗世を離れて暮らす」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「人との交はりを絶ち、山に住みて世を捨つ。」

訳:人との付き合いを断ち、山に住んで俗世を離れて暮らす。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「よをすつ」の訳し分け

仏門に入るのか、世間を避けて暮らすのかを、後続の行動から読む。

!
読解で使うチェックポイント

「よをすつ」の前後にある言葉を確かめよう

① 仏門に入る場面

👉「出家する」

髪を下ろす・僧になるなどが続けば、仏門に入る意味が明確になります。

② 隠遁する場面

👉「俗世を離れて暮らす」

山里などへ退き、世間との付き合いを避ける文脈では、隠遁する意味を考えます。

現代語訳で押さえたいポイント

「よをすつ」は文脈とセットで!

「世を捨つ」を「命を捨てる」と取り違えないようにします。出家や隠遁を指す表現です。

訳語を選ぶときの合言葉
仏門に入るのか、世間を避けて暮らすのかを、後続の行動から読む。
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「よをすつ」の成り立ちと覚え方

世を捨つ=出家・隠遁。離れるのは俗世との関わり。

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「世を捨つ」。

「世」は世間、「捨つ」は捨てることです。世俗の生活から離れる姿を、表記と結び付けて覚えます。

仏門に入る場面
出家する
➔
よをすつ
俗世を離れて暮らす

2つのポイントは、共通する「俗世を離れる」という意味を、出家と隠遁の場面で確かめるものです。隠遁と出家は常に同じ行動を指すわけではありません。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「よをすつ」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「髪をおろして、世を捨つ。」 = 髪を下ろして、出家する。
②「人との交はりを絶ち、山に住みて世を捨つ。」 = 人との付き合いを断ち、山に住んで俗世を離れて暮らす。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「よをすつ、
世を捨つ=出家・隠遁。離れるのは俗世との関わり。!」

04 / Grammar & Usage

「よをすつ」の文法と似た表現の整理

連語/「捨つ」はタ行下二段活用を中心に、形と意味を確かめる

「よをすつ」の文法整理

品詞:連語/「捨つ」はタ行下二段活用
① 「捨つ」の活用

すて・すて・すつ・すつる・すつれ・すてよと活用します。「世を捨つる」は連体形を含みます。

② 連語として読む

名詞「世」+格助詞「を」+動詞「捨つ」です。まとまりで出家・隠遁を表します。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

世を捨つ 出家・隠遁
俗世との関わりを離れる。
世をのがる 関連表現
俗世から逃れ、出家・隠遁する。
捨つる 連体形
下二段活用なので「つる」となる。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「よをすつ」実践例文

① 仏門に入る場面(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「髪をおろして、世を捨つ。」

【現代語訳】髪を下ろして、 出家する。
判別のコツ:髪を下ろす行動から、仏門に入ることだと分かります。
② 隠遁する場面(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「人との交はりを絶ち、山に住みて世を捨つ。」

【現代語訳】人との付き合いを断ち、山に住んで俗世を離れて暮らす。
判別のコツ:世間を避けた暮らしに焦点があるため、隠遁と読みます。
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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「よをすつ」の総まとめチェックリスト

① 仏門に入る場面を確認髪を下ろす・僧になるなどが続けば、仏門に入る意味が明確になります。
② 隠遁する場面を確認山里などへ退き、世間との付き合いを避ける文脈では、隠遁する意味を考えます。
③ 連語/「捨つ」はタ行下二段活用世を捨つ=出家・隠遁。離れるのは俗世との関わり。

参考:小学館の辞書「世を捨てる」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。小学館の辞書「捨てる」(コトバンク)。

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