こころおく
押さえたい重要古語 動詞・カ行四段活用 気兼ねする・遠慮する/注意する・用心する 意味・文法・クイズで学ぶ
心に隔たりを置くか、注意を置くか

こころおく(心置く)【古文】の意味を総まとめ!
「人との隔たり / 注意を向ける」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「こころおく(心置く)」。 まずは、「①人との隔たり」と、「②注意を向ける」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 人との隔たり
気兼ねする・遠慮する
②
ポイント② 注意を向ける
注意する・用心する
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

心置く (動詞・カ行四段活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「心に隔たりを置くか、注意を置くか」

客の前で遠慮する姿と、暗い道で注意する姿を並べて覚えます。漢字から考えるための学習イメージです。
こころおく
01 / Core Meanings

「こころおく」の意味・用法マップ

人との隔たり / 注意を向けるを文脈から理解する

学習イメージ:心に隔たりを置くか、注意を置くか

文脈に合わせて、「人との隔たり」と「注意を向ける」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 人との隔たり 📖 POINT 1

気兼ねする・遠慮する

主な文脈:相手に心を許せない場面

相手との間に隔たりがあり、自然に振る舞えない気持ちを表します。打消が付くかどうかも確認します。「人との隔たり」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「客にこころおきて、物も言はず。」

訳:客に気兼ねして、何も言わない。

ポイント2 注意を向ける 📖 POINT 2

注意する・用心する

主な文脈:危険や変化を気にかける場面

人への遠慮だけでなく、何かを警戒して心を向ける意味でも使われます。「注意を向ける」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「夜の道にはこころおきて歩め。」

訳:夜の道では用心して歩きなさい。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「こころおく」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「こころおく」の対象と前後を確かめよう

1 相手に心を許せない場面

👉 人との隔たり

客を前に話せない様子から、遠慮する意味を読みます。

2 危険や変化を気にかける場面

👉 注意を向ける

夜道を歩く際の注意を促しているので、用心する意味です。

現代語訳で押さえたいポイント

「こころおく」の訳を文脈で選ぶ

「執着する・あとまで心を残す」の意味もあります。「心置かず」「心置きなく」のように否定すれば、気兼ねしないという方向になります。現代語の「気が置けない」も、親しくできる相手を指します。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 心に隔たりを置くか、注意を置くか
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「こころおく」の漢字と覚え方

心に隔たりを置くか、注意を置くか

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「心に隔たりを置くか、注意を置くか」!

客の前で遠慮する姿と、暗い道で注意する姿を並べて覚えます。漢字から考えるための学習イメージです。

心に隔たりを置くか、注意を置くか
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
こころおく
人との隔たり / 注意を向ける

補足:「執着する・あとまで心を残す」の意味もあります。「心置かず」「心置きなく」のように否定すれば、気兼ねしないという方向になります。現代語の「気が置けない」も、親しくできる相手を指します。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「こころおく」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「客にこころおきて、物も言はず。」 = 客に気兼ねして、何も言わない。
2「夜の道にはこころおきて歩め。」 = 夜の道では用心して歩きなさい。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「こころおく、
心に隔たりを置くか、注意を置くか!」

04 / Grammar & Usage

「こころおく」の文法と関連語の違い

動詞・カ行四段活用と、混同しやすい語を確認

「こころおく」の文法整理

品詞:動詞・カ行四段活用
① 動詞の活用の形

未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、こころおか/こころおき/こころおく/こころおく/こころおけ/こころおけ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。

② 用法を読むポイント

「こころおか・こころおき・こころおく・こころおく・こころおけ・こころおけ」と活用します。気兼ねする意味か用心する意味かを、相手や対象から判断します。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

こころおく 気兼ねする・用心するなど
打消の有無で意味の方向を確かめる。
うちとく 心を許す・打ち解ける
対人関係で「こころおく」と対照になる。
こころおきなし 気兼ねがない
「なし」を落とさずに読む。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「こころおく」実践例文

1 人との隔たり(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「客にこころおきて、物も言はず。」

【現代語訳】客に 気兼ねして、何も言わない。
判別のコツ:客を前に話せない様子から、遠慮する意味を読みます。
2 注意を向ける(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「夜の道にはこころおきて歩め。」

【現代語訳】 夜の道では用心して歩きなさい。
判別のコツ:夜道を歩く際の注意を促しているので、用心する意味です。
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古文単語「こころおく」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「こころおく」の総まとめチェックリスト

1 人との隔たり 客を前に話せない様子から、遠慮する意味を読みます。
2 注意を向ける 夜道を歩く際の注意を促しているので、用心する意味です。
③ 品詞は「動詞・カ行四段活用」 未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、こころおか/こころおき/こころおく/こころおく/こころおけ/こころおけ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。

参考:小学館『デジタル大辞泉』「心置く」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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