くるほし
押さえたい重要古語 形容詞・シク活用 気が狂いそうだ・心が乱れている/常軌を逸している・尋常でない 意味・文法・クイズで学ぶ
抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い

くるほし(狂ほし)【古文】の意味を総まとめ!
「心の乱れ / 尋常でない様子」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「くるほし(狂ほし)」。 まずは、「①心の乱れ」と、「②尋常でない様子」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 心の乱れ
気が狂いそうだ・心が乱れている
②
ポイント② 尋常でない様子
常軌を逸している・尋常でない
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

狂ほし (形容詞・シク活用)

意味をつなぐ学習イメージ

「抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い」

恋に思い乱れる人と、常ならぬ行動をする人を並べて覚えます。古典の人物が何をどう感じ、評価しているのかを読む語です。
くるほし
01 / Core Meanings

「くるほし」の意味・用法マップ

心の乱れ / 尋常でない様子を文脈から理解する

学習イメージ:抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い

文脈に合わせて、「心の乱れ」と「尋常でない様子」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。

ポイント1 心の乱れ 📖 POINT 1

気が狂いそうだ・心が乱れている

主な文脈:恋や苦しみに強く心を動かされる場面

自分の心が落ち着かず、抑えきれないほど乱れる様子です。何が感情を強くしているのかを前後から読みます。「心の乱れ」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「恋に思ひ乱れ、くるほし。」

訳:恋に思い乱れて、気が狂いそうだ。

ポイント2 尋常でない様子 📖 POINT 2

常軌を逸している・尋常でない

主な文脈:人の振る舞いを評価する場面

普通のあり方から外れていると感じられる行動などを述べます。内面の苦しさか、外から見た行動の評価かを分けると訳を整えやすくなります。「尋常でない様子」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「夜もすがら叫ぶとは、くるほしきわざなり。」

訳:一晩中叫ぶとは、尋常でない行いだ。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「くるほし」の読み取りルール

何を述べ、どんな状況で使われているかを見る

!
読解で使うチェックポイント

「くるほし」の対象と前後を確かめよう

1 恋や苦しみに強く心を動かされる場面

👉 心の乱れ

恋に心を乱されている、本人の強い感情を表しています。

2 人の振る舞いを評価する場面

👉 尋常でない様子

一晩中叫ぶという行為を、普通ではないものとして評価しています。

現代語訳で押さえたいポイント

「くるほし」の訳を文脈で選ぶ

「ものぐるほし」の形でも使われます。現代語の「狂おしい」に引かれて恋愛の場面だけに限定せず、行動への評価なども考えましょう。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「くるほし」の漢字と覚え方

抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い」!

恋に思い乱れる人と、常ならぬ行動をする人を並べて覚えます。古典の人物が何をどう感じ、評価しているのかを読む語です。

抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い
場面を思い浮かべ、前後の言葉と結び付ける
➔
くるほし
心の乱れ / 尋常でない様子

補足:「ものぐるほし」の形でも使われます。現代語の「狂おしい」に引かれて恋愛の場面だけに限定せず、行動への評価なども考えましょう。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「くるほし」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

1「恋に思ひ乱れ、くるほし。」 = 恋に思い乱れて、気が狂いそうだ。
2「夜もすがら叫ぶとは、くるほしきわざなり。」 = 一晩中叫ぶとは、尋常でない行いだ。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「くるほし、
抑えきれない心と、普通を超えた振る舞い!」

04 / Grammar & Usage

「くるほし」の文法と関連語の違い

形容詞・シク活用と、混同しやすい語を確認

「くるほし」の文法整理

品詞:形容詞・シク活用
① シク活用の形

連用形「くるほしく」、終止形「くるほし」、連体形「くるほしき」、已然形「くるほしけれ」。カリ活用では「くるほしから・くるほしかり・くるほしかる」などの形になります。

② 用法を読むポイント

シク活用です。「くるほしく」「くるほしき」「くるほしけれ」となります。歴史的仮名遣いの「ほ」を保ち、連体形の「しき」を落とさないようにします。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

くるほし 心が乱れる・尋常でない
シク活用の形容詞。
ものぐるほし 気が狂いそうだ・尋常でない等
「くるほし」と関係する複合した形。
あやし 不思議だ・異様だ等
何をどう評価するかを比べて読む。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「くるほし」実践例文

1 心の乱れ(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「恋に思ひ乱れ、くるほし。」

【現代語訳】恋に思い乱れて、 気が狂いそうだ。
判別のコツ:恋に心を乱されている、本人の強い感情を表しています。
2 尋常でない様子(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「夜もすがら叫ぶとは、くるほしきわざなり。」

【現代語訳】 一晩中叫ぶとは、尋常でない行いだ。
判別のコツ:一晩中叫ぶという行為を、普通ではないものとして評価しています。
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古文単語「くるほし」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「くるほし」の総まとめチェックリスト

1 心の乱れ 恋に心を乱されている、本人の強い感情を表しています。
2 尋常でない様子 一晩中叫ぶという行為を、普通ではないものとして評価しています。
③ 品詞は「形容詞・シク活用」 連用形「くるほしく」、終止形「くるほし」、連体形「くるほしき」、已然形「くるほしけれ」。カリ活用では「くるほしから・くるほしかり・くるほしかる」などの形になります。

参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「狂おしい」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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