みそなはす
押さえたい重要古語 動詞・サ行四段活用(尊敬語) ご覧になる/見る主体を高める 意味・文法・クイズで学ぶ
見るという動作を、その人への敬意とともに表す

みそなはす(見そなはす)【古文】の意味を総まとめ!
「ご覧になる / 見る主体を高める」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

文脈と文法を一緒に押さえたい古語「みそなはす(見そなはす)」。まずは、「①ご覧になる」と、「②見る主体を高める」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 見る行為の意味
ご覧になる
②
ポイント② 尊敬の向きの確認
見る主体を高める
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

見そなはす(動詞・サ行四段活用(尊敬語))

意味をつなぐ学習イメージ

「見るという動作を、その人への敬意とともに表す」

何を見るかと、誰が見るかを分けて確かめる
みそなはす
01 / Core Meanings

「みそなはす」の意味・用法マップ

見る行為の意味と尊敬の向きの確認を読み比べる

学習の手がかり:見るという動作を、その人への敬意とともに表す

見る行為の意味の場面では「ご覧になる」、尊敬の向きの確認の場面では「見る主体を高める」を手がかりに、文脈に合う読み方を確かめます。

ポイント① 見る行為の意味 ① POINT

ご覧になる

主な文脈:見る行為の意味

見る・眺める・観察する行為を、尊敬を込めて述べます。対象は花や人、催しなど、文脈によって変わります。「ご覧になる」という捉え方を、例文の状況と結び付けましょう。

💡 短い学習用の創作例

「帝、庭の花をみそなはす。」

訳:帝が、庭の花をご覧になる。

ポイント② 尊敬の向きの確認 ② POINT

見る主体を高める

主な文脈:尊敬の向きの確認

高められるのは見る人です。「花を見そなはす」でも、花そのものへの尊敬を表すわけではありません。「見る主体を高める」というポイントを、前後の表現と一緒に確認しましょう。

💡 短い学習用の創作例

「宮、文をみそなはして、うなづきたまふ。」

訳:宮が、手紙をご覧になって、おうなずきになる。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「みそなはす」の訳し分け

何を見るかと、誰が見るかを分けて確かめる

!
読解で使うチェックポイント

「みそなはす」の前後にある言葉を確かめよう

① 見る行為の意味

👉「ご覧になる」

見る・眺める・観察する行為を、尊敬を込めて述べます。対象は花や人、催しなど、文脈によって変わります。

② 尊敬の向きの確認

👉「見る主体を高める」

高められるのは見る人です。「花を見そなはす」でも、花そのものへの尊敬を表すわけではありません。

現代語訳で押さえたいポイント

「みそなはす」は文脈とセットで!

中心は「見る」の尊敬語です。2枚目は別の意味ではなく、敬意の向きを確認する学習ポイントです。「拝見する」と訳すと、尊敬と謙譲の向きが逆になります。

訳語を選ぶときの合言葉
何を見るかと、誰が見るかを分けて確かめる
訳の候補を当てはめたあと、主語・対象・否定表現まで読んで意味が通るかを確かめましょう。
03 / Etymology & Memory Hack

イメージで覚える!「みそなはす」の成り立ちと覚え方

みそなはす=ご覧になる、見る人を高める

表記・語の成り立ちを確認

覚える手がかりは「見そなはす」。

「みそこなはす」が変化した語とされます。現代語の「見損なう」と同じ意味だと連想せず、「ご覧になる」と結び付けて覚えます。

見る行為の意味
ご覧になる
➔
みそなはす
見る主体を高める

敬意は見られる物ではなく、見る動作の主語へ向きます。主語が省略されている場合は、前後から人物を補います。

短いフレーズと覚え方

声に出して確認する「みそなはす」の短い学習セット

次の2つは意味・用法を確認するための学習用の創作フレーズです。実在作品からの引用ではありません。

①「帝、庭の花をみそなはす。」 = 帝が、庭の花をご覧になる。
②「宮、文をみそなはして、うなづきたまふ。」 = 宮が、手紙をご覧になって、おうなずきになる。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「みそなはす、
みそなはす=ご覧になる、見る人を高める!」

04 / Grammar & Usage

「みそなはす」の文法と似た表現の整理

動詞・サ行四段活用(尊敬語)を中心に、形と意味を確かめる

「みそなはす」の文法整理

品詞:動詞・サ行四段活用(尊敬語)
① サ行四段活用

みそなはさ・みそなはし・みそなはす・みそなはす・みそなはせ・みそなはせ、と活用します。

② 尊敬語として読む

主語の動作を高めます。見る行為をへりくだる「拝見す」などとは、敬意の向きが異なります。

3つの表現・形を比べよう

似た表記でも役割は異なります。文中の形とつながりを確認します。

見る 敬意を添えない基本形
誰が何を見るかを表します。
みそなはす 見るの尊敬語
見る主体を高めて、ご覧になると訳します。
拝見す 見るの謙譲表現
見る行為をへりくだって述べます。
05 / Classical Literature Examples

学習用の創作例で学ぶ!「みそなはす」実践例文

① 見る行為の意味(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「帝、庭の花をみそなはす。」

【現代語訳】帝が、庭の花を ご覧になる。
判別のコツ:見る主語である帝を高める尊敬語です。
② 尊敬の向きの確認(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「宮、文をみそなはして、うなづきたまふ。」

【現代語訳】宮が、手紙をご覧になって、おうなずきになる。
判別のコツ:連用形「みそなはし」に「て」が続き、手紙を見る宮を高めています。
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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「みそなはす」の総まとめチェックリスト

① 見る行為の意味を確認見る・眺める・観察する行為を、尊敬を込めて述べます。対象は花や人、催しなど、文脈によって変わります。
② 尊敬の向きの確認を確認高められるのは見る人です。「花を見そなはす」でも、花そのものへの尊敬を表すわけではありません。
③ 動詞・サ行四段活用(尊敬語)みそなはす=ご覧になる、見る人を高める

参考:小学館の辞書「見そなはす」(コトバンク)。語義・文法は参考資料を確認して整理しています。本文・クイズの短文は学習用の創作例で、実在作品の引用ではありません。現代語訳と解説は本記事で作成しています。

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