おもて
押さえたい重要古語 名詞 顔・顔つき・表情/表面・外側・正面 意味・文法・クイズで学ぶ
人なら「顔」、物なら「表面」へ。面目を表す用法も押さえる

おもて(面・表)【古文】の意味を総まとめ!
「顔・顔つき / 表面・外側」 意味・文法・例文と5問クイズで確認

人物の様子や景色の描写に出てくる名詞「おもて(面・表)」。 まずは、「①顔・顔つき」と、「②表面・外側」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。

①
ポイント① 顔・顔つき
顔・顔つき・表情
②
ポイント② 表面・外側
表面・外側・正面
古典の里 単語帳カード

漢字表記・品詞・活用

面・表 (名詞)

意味をつなぐイメージ

「人や物の、外に見える面」

人なら「顔」、物なら「表面」へ。面目を表す用法も押さえる。何の「おもて」なのかを確かめると、訳が選びやすくなります。
おもて
01 / Core Meanings

「おもて」の意味・用法マップ

顔・顔つきと表面・外側を文脈から理解する

学習イメージ:人や物の、外に見える面

文脈に合わせて、「顔・顔つき」と「表面・外側」を確かめます。以下の2枚は、意味と用法を整理するためのカードです。

ポイント ① 顔・顔つき 📖 POINT 1

顔・顔つき・表情

主な文脈:人の動作や表情の描写

人の外に見える面、つまり顔を指します。伏せる・赤らめるなどの動作が続くと、人物の顔や表情として読むと自然です。「顔・顔つき」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。

💡 短い学習用の創作例

「恥ぢて、おもてを伏す。」

訳:恥ずかしがって、顔を伏せる。

ポイント ② 表面・外側 📘 POINT 2

表面・外側・正面

主な文脈:海・水・物の外側の描写

物の外に現れている部分を表します。水や海について使われれば、水面・海面と訳すと場面が明確になります。「表面・外側」と訳せる状況かどうか、対象と人物の気持ちを確かめます。

💡 短い学習用の創作例

「池のおもてに月映る。」

訳:池の水面に月が映る。

02 / Translation Strategy

文脈から選ぶ!「おもて」の訳し分けルール

何の「おもて」なのかを確かめる

!
読解で使うチェックポイント

「おもて」の対象と前後を確かめよう

① 人の動作や表情の描写

👉 顔・顔つき

「伏す」の対象は顔です。「おもてを」をひとまとまりで捉え、人物の動作を想像しましょう。

② 海・水・物の外側の描写

👉 表面・外側

「池の」が「おもて」を修飾しています。人の顔ではなく、池の表面を表す名詞です。

現代語訳で押さえたいポイント

「おもて」= 外に見える面

「おもて」を現代語の「表側」だけで訳すと、人物の顔や表情を読み落とします。「おもてを伏す」なら顔を伏せる動作です。また、恥や名誉の話では「面目・体面」を表すことがあります。

訳語を選ぶときの合言葉
✨ 人の顔から、物の表面へ
これは意味を整理する目安です。一語だけを見て決めず、対象・人物・前後の出来事を合わせて読みましょう。
03 / Word Image & Memory Hack

イメージで覚える!「おもて」の漢字と覚え方

外に見える面

漢字・意味をつなぐ学習イメージ

覚える手がかりは「外に見える面」!

「面」は人の顔、「表」は物の外側と結び付けると、意味がつながります。これは訳を思い出すための漢字の整理であり、語源を断定する説明ではありません。

外に見える面
人や物の、外に見える面
➔
おもて
顔・顔つき / 表面・外側

補足:恥や名誉が話題になっている場面では、「面目・体面」の意味を考えます。舞や能の場面では、顔をかたどった「面」を指す場合もあります。

短いフレーズと覚え方

声に出して覚える「おもて」の基本セット

次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。

①「恥ぢて、おもてを伏す。」 = 恥ずかしがって、顔を伏せる。
②「池のおもてに月映る。」 = 池の水面に月が映る。
🎯 イメージでつなぐ覚え方

「おもて、
人の顔から、物の表面へ!」

04 / Grammar & Usage

「おもて」の文法と関連語の違い

名詞と、混同しやすい語を確認

「おもて」の文法整理

品詞:名詞
① 名詞なので活用しない

「おもて」自体は形を変えません。「おもてを」の「を」は格助詞、「おもてなり」の「なり」は文脈に応じて判定する別の語です。名詞と後続語を分けて読みます。

② 「海のおもて」は海の表面

「人のおもて」なら顔、「海のおもて」なら海面が候補になります。「おもてを伏す・隠す」のような動作や、直前の名詞が訳を選ぶ手がかりです。

3つを比べて、意味と文法を整理しよう

意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。

おもて 顔・外に見える面
人の顔、物の表面、面目などを表す名詞。
かほ 人の顔
顔そのものや顔つきを表し、人物の容貌を読む手がかりになります。
うら 内側・裏側
「表」に対する裏側。古文では心の内を表す用法にも注意します。
05 / Practice Examples

創作例で確かめる!「おもて」実践例文

① 顔・顔つき(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「恥ぢて、おもてを伏す。」

【現代語訳】恥ずかしがって、 顔を伏せる。
判別のコツ:「伏す」の対象は顔です。「おもてを」をひとまとまりで捉え、人物の動作を想像しましょう。
② 表面・外側(学習用の創作例) ※作品からの引用ではありません

「池のおもてに月映る。」

【現代語訳】 池の水面に月が映る。
判別のコツ:「池の」が「おもて」を修飾しています。人の顔ではなく、池の表面を表す名詞です。
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古文単語「おもて」クイズゲーム(全5問)

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意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。

古文単語「おもて」の総まとめチェックリスト

① 顔・顔つき 「伏す」の対象は顔です。「おもてを」をひとまとまりで捉え、人物の動作を想像しましょう。
② 表面・外側 「池の」が「おもて」を修飾しています。人の顔ではなく、池の表面を表す名詞です。
③ 品詞は「名詞」 「おもて」自体は形を変えません。「おもてを」の「を」は格助詞、「おもてなり」の「なり」は文脈に応じて判定する別の語です。名詞と後続語を分けて読みます。

参考:小学館『精選版 日本国語大辞典』「面」 / 小学館『デジタル大辞泉』「表」。語義・文法を参照し、本文・現代語訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと例文を使ったクイズは、すべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。

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