をり(居り・折)【古文】の意味を総まとめ!
「いる / 時・機会」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
品詞で意味が大きく変わる古語「をり(居り・折)」。
まずは、「①動詞・居り」と、「②名詞・折」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
居り・折 (ラ変動詞・名詞)
意味をつなぐイメージ
「居りは人の状態、折は時の区切り」
動詞「居り」と名詞「折」は別の語です。人がいる状態か、出来事の時点かを確かめ、文法と意味を一緒に判断します。
「をり」の意味・用法マップ
「その場にいる」と「その時」を、二つのカードで整理
まず品詞を分け、「動詞・居り」と「名詞・折」を確かめます。「居り」には、その場にいる本動詞と、動作の継続を表す補助動詞の用法があります。
いる・座っている・〜している
主な文脈:人の居場所・姿勢・続いている動作
その場にいる、腰を下ろしている、とどまっている状態を表します。また、動詞の連用形に付くと、動作や状態が続くことを示します。「いる・〜している」と置き換え、誰がどのような状態にあるかを読みましょう。
「人、門のもとにをり。」
訳:人が門のそばにいる。
時・機会・季節
主な文脈:旅などの出来事の時点・行動の機会・季節
ある出来事が起きる時や、行動の機会、季節を指します。「旅のをり」なら旅の時、「寒きをり」なら寒い時節と考えます。「時・機会・季節」に関わる名詞で、動詞「居り」のような活用はしません。
「旅のをりに、友に逢ふ。」
訳:旅の時に、友に会う。
文脈から選ぶ!「をり」の訳し分けルール
「いる」という状態か、「時」という名詞かを確かめる
「をり」は動詞か、名詞かを確かめよう
👉 動詞・居り49; 時・機会
「人」が主語、「門のもとに」が居場所です。この「をり」は「いる」と訳すラ変動詞で、文を言い切っています。
👉 名詞・折9; 季節・時節
「旅の」に修飾され、「に」が後に付く名詞です。「旅の時に」と訳します。「いる」と置き換えると文意が通りません。
「をり」は、品詞で訳が変わる
動詞「居り」は、人などがいる状態を述べます。名詞「折」は時や機会を指します。仮名が同じでも、一つの語の意味違いとしてまとめず、文中の役割から区別しましょう。
イメージで覚える!「をり」の漢字と覚え方
居りは状態、折は時
覚える手がかりは「居りは状態、折は時」!
「居り」は、門のそばに人がいる姿と結び付けます。「折」は、時間に折り目を付けるように、その時や季節を思い浮かべます。これは二つの語を区別するための覚え方です。
補足:「籠りをり」なら「こもっている」。この「をり」は動詞の連用形「籠り」に付く補助動詞です。「をりふし(折節)」は時や季節に関わる別の語として覚えます。
声に出して覚える「をり」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「をり、
居りは「いる」、折は「時」!」
「をり」の文法と関連語の違い
ラ変動詞「居り」の活用と、名詞「折」との区別を確認
「をり」の文法整理
品詞:「居り」はラ変動詞、「折」は名詞未然「をら」・連用「をり」・終止「をり」・連体「をる」・已然「をれ」・命令「をれ」です。終止形は「をり」、連体形は「をる」。「をる人」では人を修飾しています。
「人、門のもとにをり」は、その場にいる本動詞。「籠りをり」は、動作の継続を示す補助動詞です。「旅のをり」の「折」は活用しない名詞で、「〜ている」とは訳しません。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「をり」実践例文
「人、門のもとにをり。」
「旅のをりに、友に逢ふ。」
古文単語「をり」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「をり」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『精選版 日本国語大辞典』「折」 / 小学館『デジタル大辞泉』「居り」 / 小学館『精選版 日本国語大辞典』「居る」。語義・文法を参照し、本文・現代語訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと例文を使ったクイズは、すべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
