たまはる(賜はる)【古文】の意味を総まとめ!
「受け取る側の謙譲 / 与える側の尊敬」
意味・文法・例文と5問クイズで確認
文脈と文法を一緒に押さえたい古語「たまはる(賜はる)」。
まずは、「①受け取る側の謙譲」と、「②与える側の尊敬」を軸に整理します。前後の状況を確かめ、自然な現代語に訳しましょう。
漢字表記・品詞・活用
賜はる (動詞・ラ行四段活用)
意味をつなぐ学習イメージ
「受けるか与えるかを、人物で確かめる」
帝から受ける臣下と、家人に与える主人を並べます。
「たまはる」の意味・用法マップ
受け取る側の謙譲 / 与える側の尊敬を文脈から理解する
文脈に合わせて、「受け取る側の謙譲」と「与える側の尊敬」を確かめます。以下の2枚は、意味や用法を整理するためのカードです。
いただく・頂戴する
主な文脈:上位の人から物を受ける場面
受け取る動作をへりくだって表し、与えてくれる相手を敬います。「受け取る側の謙譲」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「臣、帝より御衣をたまはる。」
訳:臣下が、帝からお召し物をいただく。
くださる・お与えになる
主な文脈:上位の人が下位へ与える場面
中世以降には、与える人を高める尊敬語としての用法もあります。「与える側の尊敬」を手がかりに、前後の出来事まで読んで訳を整えましょう。
「主、家人に米をたまはる。」
訳:主人が、家人に米をくださる。
文脈から選ぶ!「たまはる」の読み取りルール
何を述べ、どんな状況で使われているかを見る
「たまはる」の対象と前後を確かめよう
👉 受け取る側の謙譲
受け取る人は臣下、与える人は帝です。
👉 与える側の尊敬
主が与える側なので、ここは尊敬の用法として読みます。
「たまはる」の訳を文脈で選ぶ
尊敬の用法は中世以降に見られます。主語・「より」「に」などの助詞・作品の時代を合わせて、贈り物がどちらへ動くかを確認しましょう。
イメージで覚える!「たまはる」の漢字と覚え方
受けるか与えるかを、人物で確かめる
覚える手がかりは「受けるか与えるかを、人物で確かめる」!
帝から受ける臣下と、家人に与える主人を並べます。
補足:尊敬の用法は中世以降に見られます。主語・「より」「に」などの助詞・作品の時代を合わせて、贈り物がどちらへ動くかを確認しましょう。
声に出して覚える「たまはる」の基本セット
次の2つは意味を確かめるための学習用の創作フレーズです。出典のある古典原文からの引用ではありません。
「たまはる、
受けるか与えるかを、人物で確かめる!」
「たまはる」の文法と関連語の違い
動詞・ラ行四段活用と、混同しやすい語を確認
「たまはる」の文法整理
品詞:動詞・ラ行四段活用未然・連用・終止・連体・已然・命令の順に、たまはら/たまはり/たまはる/たまはる/たまはれ/たまはれ。現代語の活用と混同せず、古文の形を確かめます。
どちらもラ行四段です。「たまはら・たまはり・たまはる・たまはる・たまはれ・たまはれ」。受身の助動詞だけに分解せず、一語の敬語動詞として確認します。
3つを比べて、意味と文法を整理しよう
意味が重なる語もあります。違いを手がかりに、文章に合う訳を選びます。
創作例で確かめる!「たまはる」実践例文
「臣、帝より御衣をたまはる。」
「主、家人に米をたまはる。」
古文単語「たまはる」クイズゲーム(全5問)
意味・文法・文脈について、最も適切な答えを選んでください。
RESULT
5問中 0 問正解!
古文単語「たまはる」の総まとめチェックリスト
参考:小学館『デジタル大辞泉』『精選版 日本国語大辞典』「賜る」。語義・文法を参照し、本文・訳・解説は本記事で作成しています。本文の例文・フレーズと、それを使ったクイズはすべて学習用の創作で、実在作品からの引用ではありません。
