4-1.重荷
楽しかったクリスマスパーティの後、4人の姉妹たちはそれぞれまた、普段通りの仕事の毎日に戻る。 退屈でおもしろくもない生活、だがそんな退屈な毎日の訓練こそが今の自分にはよい訓練であり、必要なものなんだとジョーは思う。また、自分の力で働いていることに満足していた。
4-2.重荷
マーガレットは保母の仕事を見つけ、少しのお給料でもお金持ちになった気がした。彼女が言ったように、彼女は「贅沢が好きで」で、一番の悩みは貧乏だった。彼女は姉妹の中で一番自分が貧乏を耐えることが難しいと知っていた。
4-3.重荷
他の姉妹たちと同じようにベスもまた悩みを抱えていた。ベスといえども天使などでなく、ただの人間の少女だったのでジョーが言うように「めそめそする[泣く]」ことがよくあった。音楽を習うことができず、音の合った[良い]ピアノも持っていなかったからである。
4-4.重荷
「学校で恥をか【く】かされることのほうが、悪い男の子にどんなことをされるより、ずっと[かなり多い]辛い[腹立たしい]わよ」とエイミーは頭を振りながら、彼女の人生の経験が一番深刻なものかのように言った。