『ハムレット』のカラフル対訳について
カラフル対訳で紹介しているシェイクスピア『ハムレット』は、パブリックドメインの作品を出典としています。
このサイトで使われている作品は、著作権の切れた名作などの全文を電子化し、インターネット上で公開している Project Gutenberg(プロジェクト・グーテンベルク)、 および朗読音声を公開している LibriVox(リブリヴォックス/朗読図書館) の作品を出典としています。
原文はProject Gutenberg、音声はLibriVoxで公開されているパブリックドメイン作品を出典としています。
“`『ハムレット』英文/和訳 ACT IV SCENE VI ハムレットからの手紙と海賊船
『Hamlet』ACT IV SCENE VI を、英語学習用に「英文→和訳」の順で読みやすく整理し、重要語句を多めに色分けしています。上部の操作パネルで、和訳・色分け・ミニ訳・カテゴリ別ハイライトを切り替えられます。
Enter Horatio and a Servant.
ホレイショーと召使いが登場する。
HORATIO. What are they that would speak with me?
ホレイショー。私に話したいという者たちは、何者なのですか。
SERVANT. Sailors, sir. They say they have letters for you.
召使い。船乗りたちです。あなた宛ての手紙を持っていると言っています。
HORATIO. Let them come in.
ホレイショー。入らせなさい。
Exit Servant.
召使い退場。
I do not know from what part of the world I should be greeted, if not from Lord Hamlet.
ハムレット様からでないとすれば、世界のどこから私に挨拶が届くというのだろう。
Enter Sailors.
船乗りたちが登場する。
FIRST SAILOR. God bless you, sir.
第一の船乗り。神の祝福がありますように、旦那様。
HORATIO. Let him bless thee too.
ホレイショー。神があなたにも祝福を与えてくださいますように。
FIRST SAILOR. He shall, sir, and’t please him. There’s a letter for you, sir.
第一の船乗り。神がお望みなら、そうしてくださるでしょう。あなた宛ての手紙です。
It comes from th’ambassador that was bound for England; if your name be Horatio, as I am let to know it is.
これはイングランドへ向かっていた使節からのものです。あなたのお名前がホレイショーであるなら、私はそう聞かされております。
HORATIO. [Reads.] “Horatio, when thou shalt have overlooked this, give these fellows some means to the King. They have letters for him.
ホレイショー。[読む]「ホレイショー、これを読み終えたら、この者たちが王に会えるよう取り計らってくれ。彼らは王宛ての手紙を持っている。
Ere we were two days old at sea, a pirate of very warlike appointment gave us chase.
我々が海に出て二日も経たないうちに、非常に武装の整った海賊船が我々を追跡してきた。
Finding ourselves too slow of sail, we put on a compelled valour, and in the grapple I boarded them.
こちらの船足が遅すぎると分かり、我々はやむを得ず勇気を奮い起こした。そして接舷戦の中で、私は彼らの船に乗り込んだ。
On the instant they got clear of our ship, so I alone became their prisoner.
その瞬間、彼らは我々の船から離れてしまい、私はただ一人、彼らの捕虜となった。
They have dealt with me like thieves of mercy. But they knew what they did; I am to do a good turn for them.
彼らは私を慈悲ある盗賊のように扱ってくれた。しかし彼らは自分たちのしていることを分かっていた。私は彼らに一つ恩返しをすることになっている。
Let the King have the letters I have sent, and repair thou to me with as much haste as thou wouldst fly death.
私が送った手紙を王に渡してくれ。そして死から逃げるときほどの速さで、私のもとへ急いで来てくれ。
I have words to speak in thine ear will make thee dumb; yet are they much too light for the bore of the matter.
君の耳に話したいことがある。それを聞けば君は言葉を失うだろう。だがそれでも、その言葉は事の重大さに比べれば、あまりにも軽い。
These good fellows will bring thee where I am. Rosencrantz and Guildenstern hold their course for England.
この善良な者たちが、私のいる場所まで君を連れてきてくれる。ローゼンクランツとギルデンスターンは、イングランドへ向かう進路を保っている。
Of them I have much to tell thee. Farewell. He that thou knowest thine, HAMLET.”
彼らについては、君に話すことがたくさんある。さらば。君が自分の者だと知っている者、ハムレットより。」
Come, I will give you way for these your letters, and do’t the speedier, that you may direct me to him from whom you brought them.
さあ、あなた方の手紙が届くよう、私が道をつけましょう。そしてできるだけ急いでそうします。あなた方がこの手紙を持ってきた相手のもとへ、私を案内してもらうために。
Exeunt.
全員退場。
